2020年3月12日の雪組公演を観劇する予定だったということの記録
明日の雪組公演を観劇する予定でした。
でもさっき出ましたね。再度公演中止のご案内が。
公演再開の発表から少しドキドキしながら待っておりました。
12日はどうかな?情勢を見ているとすぐまた中止になってしまいそうだけど、9日から1週間くらいはやるのかな?どうかな?と。
払い戻しの手続きを確認し、新幹線のチケットをキャンセルし。
あーあ。しょんぼりや。
今せいぜい1公演1回見れたらいいかなくらいの観劇ペースだから余計にさ。
ホームページ見たら誰が悪いわけでもないのに深くお詫びされてるし。
あーあ。
仕方ないことは分かっております。そしてジェンヌと劇団関係者の健康が何よりですよ。
自分が観劇できないのはもちろん残念だけど、それよりも劇団がこういう決定をせざるを得ない状況なのがやるせなく悲しいというか。
どこかの誰かがつぶやいた、「星組さんに千秋楽を迎えさせてあげるためにすぐにまた中止になることは分かっていながら再開した」というかっこいい説を私は推したい。
劇団が「再開します」と発表したあの時の高揚感。えっほんとに?大丈夫なの?と思いながらもかっこよく思えた。正解なんてどこにも無い中で、うちはやるぞと手を上げた劇団に、戦火を生き抜いた歴史とタフさを感じた。
真っ暗な街に灯りがともったような気持ちになった。
9年前、真飛さんを始めとする花組生が募金箱を持って立っていたあの姿と同じくらい、忘れられない出来事になった。
なんてしんみりする気持ちと「ブロードウェイは全公演やってるらしいしやったらいいじゃんばーかばーか」という気持ちと交互に訪れています。