回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

雪組『ローマの休日』を観た。3

感想続き。翔ちゃんとかなとくん

 

◇アーヴィング・ラドビッチ 彩凪 翔

翔ちゃん...!翔ちゃん!ヒゲが...おヒゲがあんまり似合ってないよう...ヽ(;∇;)ノ
ヒゲがっていうより髪型とのバランスなのかなあ。それともお目目がキラキラすぎるのか。
お顔そのものは今回もすごくかわいい。なんにしろかわいいかっこいい。
なのになんだろうこの違和感。私が見慣れないだけかなあ。
今頭の中でいろいろシュミレーションしたら黒髪で太王四神記みたいなヒゲなら似合いそう。すごく似合いそう。
これまでおひげは一度もないのかな?見たことあるんじゃないかってぐらい私の頭の中ではしっくりきてる。

今回は髪色とのバランスなのかなあ。なんかこう惜しいというかもったいないというかヽ(;∇;)ノ
翔ちゃんならヒゲ付けてもっとかっこよくなれるでしょ!!って思っちゃう。ビジュアルのポテンシャルもっとあるでしょおおお!!!って。

などと思いつつ観劇。お役は思ってたよりおいしいようなそうでもないような。
でもちぎと組めるのはおいしいかな。隣にいてもどたばたどたばた過ぎていっちゃうけれども相棒は相棒だし。

それになんたって恋人役のあんりちゃん(星乃 あんり)との絡みがかわいいったら。かわいいというかあんりちゃんをほっぽって取材に行ったりしちゃうんだぜ。いくら儲け話とはいえよく出来るな。ぷりぷり怒るあんりちゃんとなだめる翔ちゃんのカップルプライスレス。

しかもしかもクラブのシーンではあんりちゃんをほっぽって別の女の子を両脇に置いたりしてる。あんなにかわいい彼女がいるのに何なの翔ちゃんたら。でも仕方ないねイケメンだから!!

ちぎと翔ちゃんて普段どういう雰囲気なのかよく知らないけれど、二人の絡みは私にとってはなんだか安心感がある。なんとなく上手くやれそー、って見える。見ててそれぞれの空気感が違和感なくしっくりくるというか。
次の『私立探偵ケイレブ・ハント』のポスターが出たけれども、こちらではどうかなあ。絡みあるかなあ。

 

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ポスターが想像と全然違って爽やかでちょっと笑った。
意外と群像劇っぽかったりして。

そして今回は梅芸のみかなとくんと役替わりがあるんだよね。
梅芸の千秋楽は8/15かあ。長いなあ~純粋に期間だけで言ったら本公演の倍じゃないか。影響力の高い公演になるね。
かなとくんのアーヴィングはまた全然違った雰囲気なんだろうな~。マリオのあとだと物足りなく感じてしまうかもしれないけど、こういうお役が出来ると強い気がする。主人公の相棒で、特別じゃないどこかにいそうな人の役で、見せ場がすごくあるわけじゃないけど比重は大きい。っていう。
こう考えてみるとやっぱり翔ちゃんの存在感はいいなあ。ルパンの五右衛門がとてもぴったりだったんだけど役の大きさや求められる存在感は今回それに近いかも。

 

 

◇マリオ・デ・ラーニ 月城 かなと

麗しのかなとくん。
何と今回はテンション高いイタリア人。ベッラだのベリッシモだのアモーレだのうるさいったらないw
でもいいの麗しいから。
かなとくんていかにも「お顔がきれいなだけでお歌やダンスは大したことなくて3枚目役は滑っちゃうつまんないジェンヌなんでしょ?」って思わせるお顔してるよね。いやそうじゃないと神様おかしくない?って思うぐらいお顔も立ち姿もきれいだって話なんだけど。

あまりにきれいすぎて私のアンテナはいまいち引っかからないタイプなんですが、マリオさんお声も良いしテンションの振り切り度合いもすごいしで感動。すごいねえさすがタカラジェンヌ何でも出来る。

お姿も芸風も端正で涼やかで、いわゆる雪組さんのイメージそのままだなあ。
その上二次元なビジュアルも大得意ときてる。
るろ剣の客席降りで聞こえた「ひえぇぇ...」という悲鳴は忘れられない。
これからさらにさらに重要な戦力となっていくのだね。今回みたいにみゆちゃんを口説きまくったりどんどんしていくのだね。いいねいいね。
だいもんがいて咲ちゃんがいて色濃い先輩たちがいて...という中にはなるけれどもこういうパンチのある役をまたしてほしい。

 

ところで一年と少し前にかなとくんよりちょっと先輩で同じくえくぼの出る色白さんがテンション高いイタリア人を演じていた気がするんですが。

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アクトシアターの客席で不思議な気持ちになったわ。デジャヴみたいな。
この時の愛ちゃんにも驚かされたなあ。

わたしはかなとくんを舞台で見ると絶対えりたん(壮一帆)を思い出すんですがえりたんファンの母には似てないと言われます。そんな母はかなとくんもすごく好き。
そういえばオフショットでは蘭寿さん思い出したことがある。ああ美人万歳。