回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

セクゾのことよく知らないけど1年前のアルバム『ザ・ハイライト』がめっちゃいいから感想述べつつ好きなこと書く

ミリしらジャニーズシリーズ。

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Sexy Zoneのアルバム『ザ・ハイライト』を聞きました。1年遅れですが聞きました。きっかけはこれ↓


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少し前に作業用BGMとしてジャニーズの公式MVのシャッフルリストみたいなのを再生してた時にめっちゃすきー!!誰誰??って気になったのがこれ!それでアルバムごと聞きました。

Sexy Zone、以前に『POP × STEP!?』を聞いたときさっぱり好みじゃなくて。あくまで私の好みの問題ね。

以前に何かがきっかけで聡ちゃんを知って、ダンスが上手くて笑顔がかわいいので気になってはいたのですが、セクゾさん自体はその後見ていてもあんまり刺さらず。ああこれはご縁がないのだな...というイメージで固まってしまっていたので、今回アップデートされてとてもうれしいです。

 

私のセクゾのふんわりしたイメージは以下。

セクゾ: ちっちゃいときにデビューした。いろんなことがあっても頑張っている。グループがホワイト職場そう。

ケンティー: おもしろかっこいい。歌のイメージもダンスのイメージも正直あまりない。

菊池風磨: ジャにのの子。ダンスはあんまり上手くなさそう(本人も言ってたし)。

勝利くん: 顔がきれい。SHOCKに出てたんだから歌もダンスも基礎がありそう。お顔が綺麗な分表情が硬いイメージ。

聡ちゃん: かわいい。ダンスがうまい。かわいい。好み。お歌はどうなのかな?

マリちゃん: 大きくなった。ヅカオタ的にも感慨深い。

 

...ふわっとしてるー!タレントとしてしか知らない感じ。アイドルな面もアーティストな面も分かってない。

そんな状態で聞いた『ザ・ハイライト』、自分でもびっくりなことに、.........風磨くんの歌声めっちゃ好きー!!いやーびっくり!風磨くんてこういう曲歌ったらこんな声なのぉ!?普段ダヒャダヒャ笑ってる声と違うじゃーん!歌声赤西仁じゃん!痺れるー!...いや待って、私仁くん成分をこんなに求めてたんでしたっけ?もうそんなことも心にしまい込んで忘れたふりをしてしまってたよ...思い出させてくれちゃったね風磨くん...!

......という感じでしばらく頭の中が「菊池風磨の歌声」とそれに絡みつく「赤西仁の思い出」一色でした。

KAT-TUNの人数が減るごとにあれだけつらい思いをして複雑な感情を抱いたものの、時間の経過というのは偉大なもので、今KAT-TUNを聞いてて「ああ仁くんの歌声がないなあ寂しいなあ」なんて思うこともめっきり減ってしまい(キプフェのsweety...はライブでも一生待ってしまいますがね)、また私は赤西仁個人にはあまり興味がなかったので退所後歌を聞くこともなかったんですね。

でもこうして風磨くんの歌声を聞いて「赤西くんみたい!かすれた感じがセクシー!こういうの聞きたかった~!」って思ったぐらいにはやっぱり求めていたんだな~。あとここ最近、以前よりも過去のKAT-TUNにふれやすくなっていて(私の心理的なハードルの話)、そのタイミングもあるかな。私やっぱり、赤西くんの唯一無二の歌声で入れる絶妙なフェイクと、これまた唯一無二のちょっとざらついた声をしてる聖のラップが大好きだったんだな~~。6人時代には「2人の声とゆっちのHBBがなきゃKAT-TUNじゃない!」とか言ってた確か。ずっとずっと亀梨和也が好きだけど、その3人から生まれるKAT-TUNの音楽が好きだったんだよなあ。

...とか思い出してしまったほどエモい歌声です菊池風磨くん。ありがとう。生歌でもこれくらい歌えますの??そしたら本格的にすごいぞ。期待値上がっちゃうぞ。

WESTの流星くんの時もそうだったんだけど本来の好みのタイプじゃない人がこういう風にダークホース的に刺しにくるからジャニーズほんとそういうとこずるい。

 

前置きが長いけど曲の感想!

Forever Gold

力の入ったリード曲。このアルバム自体が80~90年代の洋楽がテーマなんだね。このレトロダンスミュージック調を今度の新しいアルバムでも引き継いでるみたいだから今後の基軸になったのかな。

合ってるよねこの雰囲気。セクシーゾーンのグループカラーって何なのかなと思った時にぱっと「ハイトーンボイス」というのが浮かぶので、サビのキーの高いところとかは他のグループには歌えないセクシーゾーンの色だなあという感じ。ハイトーンでそれも硬質なイメージなの。正しくジャニーズ。そのイメージが強かったから風磨くんの声が甘やかにハスキーでギャップにやられたっていうのもあるかな。上で仁に似てると書いたけど、よくよく聞くと全然違うんだよね。「王道でありながら一癖あるスパイスたり得る声」っていう雰囲気が似てるのかな。仁くんのが高くて自在でそのフリーさがセクシー、風磨くんはハマる音域はそこまで広くないかもしれないけど得意なところでむちゃくちゃな色気を発揮する、みたいな印象。

Desideria

Forever Goldよりテンポ早くてもっとダンサブル。これライブでどんなふうに踊るんだろう...!ライブDVDも見たいので楽しみにしてる。この曲に関しては好きとか嫌いとかなく馴染みやすいな~聞きやすいな~と聞いてたら納得の製作陣。

THE FINEST

今回のお目当て!!好きすぎて聞きすぎて他の曲と比較したり提供したNulbarichの楽曲を聞いたり色々した結果、セクゾのカラーがすごくよく出てるかっていうとちょっと違うかなと思い始めています。でもめっちゃおしゃれでかっこいい。この曲持ってるの強いぞ~。私がジュニアだったら嬉しくて悔しくてうらやましくて憧れてかぶれちゃって大変だろうと思う。

夏のハイドレンジア

初めて聞いたときは「はいはいこの手のさわやかなやつね~似合うね~」くらいの感想だったのが周回するごとにめっちゃ好きになるんだけどなにこれ。映画の主題歌かと思いきやドラマ主題歌だったか。これ毎週かかるのいいだろうな~。Aメロの湿っぽさ、振りだと分かっていても全然好みじゃないのに歌声と雰囲気とサビの良さですべてがオールクリアーになる。これこそグループカラーが良く生きてる~。KAT-TUNで言うなら「僕らの街で」を思い出させる少年系ハイトーン。この曲持ってるの強いぞ!一生ボイトレしてちゃんとこのキーで歌ってほしい。

あと「僕の最初で最後のヒロインなんだ」はもうSexy Zone版シンデレラガールじゃん。ちょっと大人版シンデレラガール。ときめくー。ただお顔が分かっている方からの提供詩だと思うとこういう時につい思い浮かべてしまうので複雑なところがありますね。早くライブ映像見よっと。

Iris

こういうちょっとチルいラップもやるんですね?チルというにはダンサブルか。なんかそう思うとテンポ感とかとっても嵐!初期の嵐。ポップでヒップホップだった嵐の系譜だ~。全員がラップをやるのはやっぱり時代の流れですかね。テンポがゆっくりな分ラップぢからが試されるな~。これはライブだと終盤なのかな?横揺れ煽り系?

SUMMER FEVER

タイトルからむちゃくちゃなガチャガチャソングを想像したら爽やかで拍子抜け。いや似合ってるけど。そして初見ならぬ初聴の頃、このあたりで聞き分けができないことに気づく。

風磨くんは最初にいいなあと思ったのでかろうじてわかるんだけど、以外にも健人くんとの聞き分けが難しい。フレーズの最後、語尾?まで聞くとかすれ具合で分かるんだけど。風磨くんは含みをもってふわっとドライに溶けてく感じ、ケンティーは透明感があるまままっすぐ。冷たくはないんだけどクリアー。それなのに似てるんだよー。いや2人の声が似てるなんて思わないじゃん。びっくりだよ。健人くんの歌声に癖がないことにもびっくりなの。あんなにかっこよくてオモロな人が、歌声が透明でまっすぐだなんて。もー正しくジャニーズじゃん。

Story

歌声がかわいいなあお前ら!この高音のめっちゃかわいい声誰ですか。高音のところに風磨くんの色っぽい声が絡むのがたまんない。これがセクシーゾーンか...!勝利くんと聡ちゃんの声もまだはっきりつかめてない。勝利くんはちょっとこもってて朴訥とした、素朴な感じ、聡ちゃんは意外と低くてちょっと癖があるのかな。こういうアレンジにされるとわかんないな~。ライブでやってくれてるかな?KAT-TUNだとなんかめっちゃセトリ落ちしそうな曲。

Eliminator

あ~~こういう曲もちゃんと選ぶんですね!?好きーこの網羅度合い!私はジャニーズはグループのカラーがどうこう言わずなんでもかんでも全部やってみればいいと思ってるのでこういうのうれしい。ほかのグループもやりそうな曲だけど、じゃあセクゾがこれをやった時の個性って何かなって考えながら聞いてみるとやっぱり"都会的"なところかな~と。内容のわりにクール。これ、クールぶってるように見えちゃうパフォーマンスになるグループいっぱいあると思うんだけど、セクゾさんはきっと「すごくクールな表情の中に燃える熱さがある」っていう風に見せられると思う。ライブでやってくれましたかね。花道歩いてほしい~!

Freak your body

言ったそばからまたちょっといい意味で予想を裏切るような楽曲!これは間奏の長さがセクシーゾーンぽさのポイントかも。多分パブリックイメージからすればキスマイもWESTもスノーマンも選び得る楽曲だと思うんだけど、ノーボーカルの間奏にちょっっとだけV6みがある。EDMなんだけどどこかユーロビートっぽく感じるところがあるというか。ちょっとレトロ、もたぶんこのアルバムはもとよりセクゾそのもののキーワードだよね。これライブで踊ってくれたよね?ね??

休みの日くらい休ませて

これが岡崎体育提供曲でしかも聡ちゃんがきっかけと聞いて心で聡ちゃんと握手しました趣味が合うー!体育ちゃんいいよね。コミックソング大好き。そしていろんなことを乗り越えてきたセクゾちゃんが「休みの日くらい休ませて 体が壊れちゃう 心が削れちゃう」と茶化してでも言ってくれる安心感。どうかそうやって主張して心身ともに健やかに保ってほしい。Sexy Zoneさんのことを上で書いたくらいふわっとしか知らない私でも、みんな若いうちからデビューしてるのはもちろん、いろいろな時期があったことは知ってるし、メンバーが代わる代わるお休みして今はマリちゃんが抜けてることも知ってるし。本当にいろんなことをちっちゃなうちから背負ってきたんだなと思うと、今続けてくれててありがとうの気持ち。おかげで私は今のSexy Zoneに興味を持ってるよ。

私が上でセクシーゾーンはホワイト職場っぽいと書いたのは、いろいろな局面に柔軟に対応してきたイメージがあるからなんですね。いわゆる"大人との交渉"がきちんと上手くいってそうというか。比べるとKAT-TUNって場当たり的で泥臭かったかなあと...言いすぎかな、言いすぎですねごめんねKAT-TUN。ま、それは私がKAT-TUNファンだからそう感じるのであって、立場が違えばまた見え方も違うんだろうなあ。

LET'S MUSIC

聞けば聞くほどいいこれ!好き!ファンクだー!J-Pop? Jazz?~のところの気持ちよさたまんない。こんなんペンラぶんぶん振っちゃうな~。これもドラマ主題歌だったんですね。これがかかるコメディドラマってどんなんよ。気になってきた。

Summer Ride

1つのアルバムにサマーが2つあることあるのね??サマーとはいえお洒落で少し物寂しい方の夏ですね。ライブでどんなふうにやったのかなあ。

Dream

1曲前でお洒落で聞きやすくて物寂しい曲は終わったのかと思いきやこちらもそれ寄り。こういう選曲、曲順はセクゾさん的にはどのくらいスタンダードなんだろう。でもま、私みたいな耳の持ち主にはこうして並べてくれると違いがわかりやすくて助かると言えば助かる。比べたらDreamのがボーカルが聞こえやすくて好きかな~。風磨くんの歌声でこういう泣きヒップホップみたいなのやるとめっちゃハマるね。上で書いた、得意なキーを狙い撃ちしてる感じある。健人くんのソロも好きだなあ。で、ちょっとググったら歌ってる本人が歌割りを絶賛しててなんか微笑ましくて笑った。レコーディングしながらこの歌割り天才か!?ってなってたのかな。ふまけんかわいいね。

Ringa Ringa Ringa

かっわいいおうただねえ。ジュニアがほしかったんじゃないのかこれ。とはいえ女性コーラスが入ってるおもしろみ、そしてそれでもスマートに仕上げるのがやっぱりセクシーゾーンて感じ。

...通常盤、この曲で終わるんですけどほんと?初め間違ったかと思って裏の曲名見返しちゃったよ。なんかこの、Dreamまでで盛り上がった気持ちがこのかわいいリガリガリン♪だけだと治めきれないんだけどどうしたらいい!?!?もう1曲ほしかった...!

 

全曲感想終わり。リピートして聞いてるので気づかなかったけど改めて聞くと最後もう1曲ほしい。でもこの気持ちを今度のアルバムにぶつけてみようと思っています。試聴で聞いた感じだともうちょっとパンチのある曲がありますように!という感じなんだけど。あ、でもChapterⅡはソロ曲入ってるね!?楽しみー!KAT-TUN担、ソロ曲無いことに不慣れでオロオロしちゃうのでなんか安心する。ソロ聞くとメンバー個人が少しつかめる感じするじゃん。

でも発売前にザ・ハイライトのライブ円盤見たいしCreamの方も遡って見たい。メンバー間の絡みとかもほんとに知らないのでいろいろ楽しみ。