回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

セクゾのことよく知らないけど1年前のアルバム『ザ・ハイライト』がめっちゃいいから感想述べつつ好きなこと書く

ミリしらジャニーズシリーズ。

hybdby.hatenablog.com

hybdby.hatenablog.com

 

Sexy Zoneのアルバム『ザ・ハイライト』を聞きました。1年遅れですが聞きました。きっかけはこれ↓


www.youtube.com

少し前に作業用BGMとしてジャニーズの公式MVのシャッフルリストみたいなのを再生してた時にめっちゃすきー!!誰誰??って気になったのがこれ!それでアルバムごと聞きました。

Sexy Zone、以前に『POP × STEP!?』を聞いたときさっぱり好みじゃなくて。あくまで私の好みの問題ね。

以前に何かがきっかけで聡ちゃんを知って、ダンスが上手くて笑顔がかわいいので気になってはいたのですが、セクゾさん自体はその後見ていてもあんまり刺さらず。ああこれはご縁がないのだな...というイメージで固まってしまっていたので、今回アップデートされてとてもうれしいです。

 

私のセクゾのふんわりしたイメージは以下。

セクゾ: ちっちゃいときにデビューした。いろんなことがあっても頑張っている。グループがホワイト職場そう。

ケンティー: おもしろかっこいい。歌のイメージもダンスのイメージも正直あまりない。

菊池風磨: ジャにのの子。ダンスはあんまり上手くなさそう(本人も言ってたし)。

勝利くん: 顔がきれい。SHOCKに出てたんだから歌もダンスも基礎がありそう。お顔が綺麗な分表情が硬いイメージ。

聡ちゃん: かわいい。ダンスがうまい。かわいい。好み。お歌はどうなのかな?

マリちゃん: 大きくなった。ヅカオタ的にも感慨深い。

 

...ふわっとしてるー!タレントとしてしか知らない感じ。アイドルな面もアーティストな面も分かってない。

そんな状態で聞いた『ザ・ハイライト』、自分でもびっくりなことに、.........風磨くんの歌声めっちゃ好きー!!いやーびっくり!風磨くんてこういう曲歌ったらこんな声なのぉ!?普段ダヒャダヒャ笑ってる声と違うじゃーん!歌声赤西仁じゃん!痺れるー!...いや待って、私仁くん成分をこんなに求めてたんでしたっけ?もうそんなことも心にしまい込んで忘れたふりをしてしまってたよ...思い出させてくれちゃったね風磨くん...!

......という感じでしばらく頭の中が「菊池風磨の歌声」とそれに絡みつく「赤西仁の思い出」一色でした。

KAT-TUNの人数が減るごとにあれだけつらい思いをして複雑な感情を抱いたものの、時間の経過というのは偉大なもので、今KAT-TUNを聞いてて「ああ仁くんの歌声がないなあ寂しいなあ」なんて思うこともめっきり減ってしまい(キプフェのsweety...はライブでも一生待ってしまいますがね)、また私は赤西仁個人にはあまり興味がなかったので退所後歌を聞くこともなかったんですね。

でもこうして風磨くんの歌声を聞いて「赤西くんみたい!かすれた感じがセクシー!こういうの聞きたかった~!」って思ったぐらいにはやっぱり求めていたんだな~。あとここ最近、以前よりも過去のKAT-TUNにふれやすくなっていて(私の心理的なハードルの話)、そのタイミングもあるかな。私やっぱり、赤西くんの唯一無二の歌声で入れる絶妙なフェイクと、これまた唯一無二のちょっとざらついた声をしてる聖のラップが大好きだったんだな~~。6人時代には「2人の声とゆっちのHBBがなきゃKAT-TUNじゃない!」とか言ってた確か。ずっとずっと亀梨和也が好きだけど、その3人から生まれるKAT-TUNの音楽が好きだったんだよなあ。

...とか思い出してしまったほどエモい歌声です菊池風磨くん。ありがとう。生歌でもこれくらい歌えますの??そしたら本格的にすごいぞ。期待値上がっちゃうぞ。

WESTの流星くんの時もそうだったんだけど本来の好みのタイプじゃない人がこういう風にダークホース的に刺しにくるからジャニーズほんとそういうとこずるい。

 

前置きが長いけど曲の感想!

Forever Gold

力の入ったリード曲。このアルバム自体が80~90年代の洋楽がテーマなんだね。このレトロダンスミュージック調を今度の新しいアルバムでも引き継いでるみたいだから今後の基軸になったのかな。

合ってるよねこの雰囲気。セクシーゾーンのグループカラーって何なのかなと思った時にぱっと「ハイトーンボイス」というのが浮かぶので、サビのキーの高いところとかは他のグループには歌えないセクシーゾーンの色だなあという感じ。ハイトーンでそれも硬質なイメージなの。正しくジャニーズ。そのイメージが強かったから風磨くんの声が甘やかにハスキーでギャップにやられたっていうのもあるかな。上で仁に似てると書いたけど、よくよく聞くと全然違うんだよね。「王道でありながら一癖あるスパイスたり得る声」っていう雰囲気が似てるのかな。仁くんのが高くて自在でそのフリーさがセクシー、風磨くんはハマる音域はそこまで広くないかもしれないけど得意なところでむちゃくちゃな色気を発揮する、みたいな印象。

Desideria

Forever Goldよりテンポ早くてもっとダンサブル。これライブでどんなふうに踊るんだろう...!ライブDVDも見たいので楽しみにしてる。この曲に関しては好きとか嫌いとかなく馴染みやすいな~聞きやすいな~と聞いてたら納得の製作陣。

THE FINEST

今回のお目当て!!好きすぎて聞きすぎて他の曲と比較したり提供したNulbarichの楽曲を聞いたり色々した結果、セクゾのカラーがすごくよく出てるかっていうとちょっと違うかなと思い始めています。でもめっちゃおしゃれでかっこいい。この曲持ってるの強いぞ~。私がジュニアだったら嬉しくて悔しくてうらやましくて憧れてかぶれちゃって大変だろうと思う。

夏のハイドレンジア

初めて聞いたときは「はいはいこの手のさわやかなやつね~似合うね~」くらいの感想だったのが周回するごとにめっちゃ好きになるんだけどなにこれ。映画の主題歌かと思いきやドラマ主題歌だったか。これ毎週かかるのいいだろうな~。Aメロの湿っぽさ、振りだと分かっていても全然好みじゃないのに歌声と雰囲気とサビの良さですべてがオールクリアーになる。これこそグループカラーが良く生きてる~。KAT-TUNで言うなら「僕らの街で」を思い出させる少年系ハイトーン。この曲持ってるの強いぞ!一生ボイトレしてちゃんとこのキーで歌ってほしい。

あと「僕の最初で最後のヒロインなんだ」はもうSexy Zone版シンデレラガールじゃん。ちょっと大人版シンデレラガール。ときめくー。ただお顔が分かっている方からの提供詩だと思うとこういう時につい思い浮かべてしまうので複雑なところがありますね。早くライブ映像見よっと。

Iris

こういうちょっとチルいラップもやるんですね?チルというにはダンサブルか。なんかそう思うとテンポ感とかとっても嵐!初期の嵐。ポップでヒップホップだった嵐の系譜だ~。全員がラップをやるのはやっぱり時代の流れですかね。テンポがゆっくりな分ラップぢからが試されるな~。これはライブだと終盤なのかな?横揺れ煽り系?

SUMMER FEVER

タイトルからむちゃくちゃなガチャガチャソングを想像したら爽やかで拍子抜け。いや似合ってるけど。そして初見ならぬ初聴の頃、このあたりで聞き分けができないことに気づく。

風磨くんは最初にいいなあと思ったのでかろうじてわかるんだけど、以外にも健人くんとの聞き分けが難しい。フレーズの最後、語尾?まで聞くとかすれ具合で分かるんだけど。風磨くんは含みをもってふわっとドライに溶けてく感じ、ケンティーは透明感があるまままっすぐ。冷たくはないんだけどクリアー。それなのに似てるんだよー。いや2人の声が似てるなんて思わないじゃん。びっくりだよ。健人くんの歌声に癖がないことにもびっくりなの。あんなにかっこよくてオモロな人が、歌声が透明でまっすぐだなんて。もー正しくジャニーズじゃん。

Story

歌声がかわいいなあお前ら!この高音のめっちゃかわいい声誰ですか。高音のところに風磨くんの色っぽい声が絡むのがたまんない。これがセクシーゾーンか...!勝利くんと聡ちゃんの声もまだはっきりつかめてない。勝利くんはちょっとこもってて朴訥とした、素朴な感じ、聡ちゃんは意外と低くてちょっと癖があるのかな。こういうアレンジにされるとわかんないな~。ライブでやってくれてるかな?KAT-TUNだとなんかめっちゃセトリ落ちしそうな曲。

Eliminator

あ~~こういう曲もちゃんと選ぶんですね!?好きーこの網羅度合い!私はジャニーズはグループのカラーがどうこう言わずなんでもかんでも全部やってみればいいと思ってるのでこういうのうれしい。ほかのグループもやりそうな曲だけど、じゃあセクゾがこれをやった時の個性って何かなって考えながら聞いてみるとやっぱり"都会的"なところかな~と。内容のわりにクール。これ、クールぶってるように見えちゃうパフォーマンスになるグループいっぱいあると思うんだけど、セクゾさんはきっと「すごくクールな表情の中に燃える熱さがある」っていう風に見せられると思う。ライブでやってくれましたかね。花道歩いてほしい~!

Freak your body

言ったそばからまたちょっといい意味で予想を裏切るような楽曲!これは間奏の長さがセクシーゾーンぽさのポイントかも。多分パブリックイメージからすればキスマイもWESTもスノーマンも選び得る楽曲だと思うんだけど、ノーボーカルの間奏にちょっっとだけV6みがある。EDMなんだけどどこかユーロビートっぽく感じるところがあるというか。ちょっとレトロ、もたぶんこのアルバムはもとよりセクゾそのもののキーワードだよね。これライブで踊ってくれたよね?ね??

休みの日くらい休ませて

これが岡崎体育提供曲でしかも聡ちゃんがきっかけと聞いて心で聡ちゃんと握手しました趣味が合うー!体育ちゃんいいよね。コミックソング大好き。そしていろんなことを乗り越えてきたセクゾちゃんが「休みの日くらい休ませて 体が壊れちゃう 心が削れちゃう」と茶化してでも言ってくれる安心感。どうかそうやって主張して心身ともに健やかに保ってほしい。Sexy Zoneさんのことを上で書いたくらいふわっとしか知らない私でも、みんな若いうちからデビューしてるのはもちろん、いろいろな時期があったことは知ってるし、メンバーが代わる代わるお休みして今はマリちゃんが抜けてることも知ってるし。本当にいろんなことをちっちゃなうちから背負ってきたんだなと思うと、今続けてくれててありがとうの気持ち。おかげで私は今のSexy Zoneに興味を持ってるよ。

私が上でセクシーゾーンはホワイト職場っぽいと書いたのは、いろいろな局面に柔軟に対応してきたイメージがあるからなんですね。いわゆる"大人との交渉"がきちんと上手くいってそうというか。比べるとKAT-TUNって場当たり的で泥臭かったかなあと...言いすぎかな、言いすぎですねごめんねKAT-TUN。ま、それは私がKAT-TUNファンだからそう感じるのであって、立場が違えばまた見え方も違うんだろうなあ。

LET'S MUSIC

聞けば聞くほどいいこれ!好き!ファンクだー!J-Pop? Jazz?~のところの気持ちよさたまんない。こんなんペンラぶんぶん振っちゃうな~。これもドラマ主題歌だったんですね。これがかかるコメディドラマってどんなんよ。気になってきた。

Summer Ride

1つのアルバムにサマーが2つあることあるのね??サマーとはいえお洒落で少し物寂しい方の夏ですね。ライブでどんなふうにやったのかなあ。

Dream

1曲前でお洒落で聞きやすくて物寂しい曲は終わったのかと思いきやこちらもそれ寄り。こういう選曲、曲順はセクゾさん的にはどのくらいスタンダードなんだろう。でもま、私みたいな耳の持ち主にはこうして並べてくれると違いがわかりやすくて助かると言えば助かる。比べたらDreamのがボーカルが聞こえやすくて好きかな~。風磨くんの歌声でこういう泣きヒップホップみたいなのやるとめっちゃハマるね。上で書いた、得意なキーを狙い撃ちしてる感じある。健人くんのソロも好きだなあ。で、ちょっとググったら歌ってる本人が歌割りを絶賛しててなんか微笑ましくて笑った。レコーディングしながらこの歌割り天才か!?ってなってたのかな。ふまけんかわいいね。

Ringa Ringa Ringa

かっわいいおうただねえ。ジュニアがほしかったんじゃないのかこれ。とはいえ女性コーラスが入ってるおもしろみ、そしてそれでもスマートに仕上げるのがやっぱりセクシーゾーンて感じ。

...通常盤、この曲で終わるんですけどほんと?初め間違ったかと思って裏の曲名見返しちゃったよ。なんかこの、Dreamまでで盛り上がった気持ちがこのかわいいリガリガリン♪だけだと治めきれないんだけどどうしたらいい!?!?もう1曲ほしかった...!

 

全曲感想終わり。リピートして聞いてるので気づかなかったけど改めて聞くと最後もう1曲ほしい。でもこの気持ちを今度のアルバムにぶつけてみようと思っています。試聴で聞いた感じだともうちょっとパンチのある曲がありますように!という感じなんだけど。あ、でもChapterⅡはソロ曲入ってるね!?楽しみー!KAT-TUN担、ソロ曲無いことに不慣れでオロオロしちゃうのでなんか安心する。ソロ聞くとメンバー個人が少しつかめる感じするじゃん。

でも発売前にザ・ハイライトのライブ円盤見たいしCreamの方も遡って見たい。メンバー間の絡みとかもほんとに知らないのでいろいろ楽しみ。

KAT-TUNが感情を揺さぶってくる(Fantasia横浜5/3夜、煽られてキレかけた話)

 

KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia、横アリで5/3夜・5/4・5/5昼と楽しんできました。今どうして今日のチケットが無いんだろうと心でハンカチを噛み締めながらこれを書き始めています。

 

5/3夜公演、MCで客席いじりというかファンの声援いじりがありまして。最近よくあるんですが(...最近?10ks!のときすでにあったような?)。詳細なレポはできませんが、私はニュアンスとして「フーン盛り上がりはこんなもんなんだ、せっかく発声okになったのにね、昔はもっとキャーキャー言ってたのに、あぁもう出ないのか、いい年だもんな、まあ俺らもだけど」と言われていると受け取ったんですね。

......客席でキレかけたわ!!!!!!なんて失礼な!!!!!!長く応援してきてなんでそんな言われ方しなきゃならんのじゃ!!!!!!(上で書いたような言い方は3人はしてませんよ、わたしが勝手に喧嘩を売られたと受け取って勝手に怒っているだけです)

デビュー当時の歓声が懐かしい~とかおじさんみたいなことも言うのでまじで腹が立ちました。何を腑抜けていらっしゃるんでしょうか!?!?キャーキャー言われたいなら言いたくなるようなパフォーマンスしろー!!!!!!

そんな風にイライラしましたので5/3夜の後半と5/4はムキになって騒いでやりました。するとどうでしょう、3人ともご満悦で盛り上がってくれるんですね。3人のテンションが上がるとこちらも嬉しくなるのでさらに騒いで楽しくなっちゃうんですね。5/4は久しぶりに客席の元気さや声援の大きさを褒められた公演となりました。

......そうだ...KAT-TUNコンてこういうやつだった.........。

 

発声ができず、じゃあどうやってKAT-TUNに思いを届けたらいいのか?物足りない思いをさせないか??と心配になった15TH。その後、発声がなくても楽しめる工夫があって嬉しかったHoney。それらを経てのFantasia、ちょっと...ごめん、安心して浸かってたらいつの間にかぬるま湯になってたみたい、KAT-TUNライブがKAT-TUNとファンの煽り合い勝負だったって忘れかけてたよ...

福岡では何せ初見だったのでキャッキャして終わってしまい、横アリ5/3は開演前に「いや~もう福岡の記憶飛んでるわ~、初見の気持ちで見よ~」とか言いながらどっかり構えてたわけですが、そしたら急にムカムカすること言ってくるのでそのおかげで体が思い出しました。

 

KAT-TUNライブはこちらの感情を揺さぶってくるね!!泣きこそしてないけどイラっとしてからのカタルシスがあったので久々におもしろかった。自分はもうほんとにいい大人になってしまったので、正直もう感極まって泣くとか怒るとか、心も身体も消耗するのでそんなにしたくないんですね。お芝居や本で泣くのはともかく、自分のことで強く泣いたり怒ったりはしんどいので無意識で避けていて、結果うっすらと低体温になってきてしまっているというか。そういうところをつつかれているような気になりました。

 

なんていうか、KAT-TUNはアイドルだけど見せ物じゃないんだってよくよく分かった。「さあどんなものを見せてくれるの?こちらは楽しみに待ってるわよ」という観賞スタイルでは120%のパフォーマンスは受け取れない。「そちらはアイドルなんだから感情をさらけ出して感動させてくれるんですよね?まぁこっちはいち観客なんで見させてもらうだけでいいですけど」という態度も許されない。

KAT-TUNライブはあくまで感情のやり取り、コミュニケーションであり、物騒な言い回しをするなら"煽り合い"、"バチバチの喧嘩"、"タマの取り合い"なんである。

 

過去には10ks!を見て感情駄々漏れになったり、

hybdby.hatenablog.com

はたまたIGNITEのラップバトルでの煽りが楽しすぎて、これまで一度も口にしたことがないのに「いてまえー!」とか口から出そうになるほどはしゃいでいたわたしですが、コロナ禍で色々忘れておりました。思い出させてくれてありがとう。久々にただのお調子者になってライブを楽しむことができました。

 

とはいえファンの年齢いじりはイラッとするのでどうぞやめてもろて。光一くんはリスペクトだけどそれとこれとは別の問題よ。客席に新規のJKとかいて引いてたり歓迎されてないと感じてたりしたらかわいそうだろどうするんだまったく。あと若い男の子も増えてるのに教育によろしくない。新規はガッチリ囲い込んどきなさいよ。

今回そのような喧嘩を売ってくださったのならこれからもこうやってぶち上げライブを開催してくれると期待していいですか??ダメなわけないよな???毎分毎秒一生ライブしてください。ジュニアばりの公演スケジュールを保てるぐらい健康でいろよ!あ、お互いな!!

 

本日の13時公演の感想レポを楽しみに待つことはもちろん、客席がKAT-TUNに参ったと言わせることができるよう願って筆をおきます。

 

 

追記(5/6 19時頃):13時公演、煽り煽られ大盛り上がりのレポが見られて最高です。静岡も最高で終われますように!

 

KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia 2/23福岡夜 雑感(セトリネタバレあり)

 

だいぶ遅くなったけど福岡の感想思い出し。次に見れるの横アリでだいぶ空いちゃうので...その時に感じたことと比較したくて記録。夜の1回のみだし神席で興奮してなにも詳しいこと覚えてないしで、断じてレポではありません。雑誌インタビューとかパンフもまだ読んでなくて...でもとにかく一発目で感じたことをそのまま書いちゃう。かなり的外れかもだけどそれも後で読み返したらおもしろいでしょうということで。

 

アルバム「Fantasia」の印象

アルバムは今回そこまでド刺さりではなく、スルメになるかな~的に数回さらりと聞いたのみでした。「Lament」と「窓を開けて」がなんか好きかなと思ったのと、「Perfect Date」がカントリーでかわいくて印象に残ったのと、ソロは踊ると聞いてたのでこの曲調で踊るなら結構期待できるな~と思った程度。

 

ライブ後の感想ツイート

 

セトリ、今回かなりおもしろかった。会場で感じたのは「なんか不思議」。1曲1曲が「次はこれか!そう来る!?」って意外性がすごいのに繋がりがあるんだよー。それが不思議なの。

というのも私は去年のHoneyがかなり良コンだったなと思っていて。私のど好みでいっちばん楽しかったのはやっぱりIGNITEなんだけど、Honeyはその名の通りかわいらしくポップで、でもとろりと甘くセクシーで、それなのにすっきりとした後口...と分かりやすくてまとまりがあった。一般受けがよさそう、とっつきやすかった印象。15THライブにKAT-TUN初体験のバンギャで上田くんの顔ファンな友人を連れて行ったのですが、Honeyの方に一緒に行きたかったなと思ったぐらいには良いライブだった。なんか客席で力みなく見れたのよね。まあ周年が無事に終わったっていう安堵感のせいもあったとは思うけど。

それに比べるとFantasiaはクセが強い。OPも詳しいこと覚えてないんだけどダンサーさんの衣装見ただけでテンション上がって引き込まれた記憶。

Honeyと同じダンサーさんたちみたいだけど前回よりもっと演技してる時間が多い感じがしたな。

 

M1 DIRTY LUV

アルバムの1曲目がライブの1曲目ってなんかいいよねワクワクする。安定の「ご登場は上から出がち」。

M2 SHE SAID...

もうここで私完全にパニック。新しいアルバムに伴うツアーの2曲目、まだまだまだメインステにいるときにシーセッド!?!?高低差ありすぎて耳キーン、とまどいつつも体は動いてしまいペンラ裏打ち。2曲目ですでにトべる。

M3 Real Face #2

ここで歌いながらセンステに向かってたと思う。声出しokってことだったので舌打ちにキャーできるか自分で緊張する。自然にできたよやったね。ここでサングラス絶対取るだろうと思ったのに取らない。

M4 ONE DROP

これも繋ぎが謎...!ロックなシングル曲つながりということか。3人の曲を続けてくるかと思ったんだけどなあ。どうでもいいけど「守りたい 一雫」のところの中丸くんの手振りを見て自分がずっとやってたのが内外間違ってたかもとようやく気付く。センステが回ってメンバーが代わる代わる見える感じ、お人形みたいだった。フィギュア台。

M5 Keep the faith

センステから横に広がる花道へ。ダンサーさんも広がってわいわいとキプフェ。ほんとキプフェ好きな~。でもわかるよ、やっぱライブの空間で大人数でやりたい曲だよね。上ハモきれいだったなあ中丸くんかな。

M6 ゼロからイチへ

これはバクステでした。メインステ側だったのでお背中を拝見。

近くでキャーしたかった...いやいいんですよ、ゼロイチで取っていただいても。でも予想してなかったな~。

M7 FLIGHT

ようやくアルバム曲。バクステからメインステに戻りながら。今回花道が三角形になってるんですね~。単純なことのようだけどそれだけでスタンドからはかなり近くに感じられるんじゃないかな。花道を通った時のスタンドの体温の上がり方、歓声の違いが分かる。友人が「上から見ても絶対きれいだろうな」って言ってた。わかる~。FLIGHT、ゆったりした曲調でかわいかった~。ちょっと異国情緒ある感じ。ダンサーさんたちのクラップ煽りも楽しい。いちばん新鮮味があったかも。

M8 GOLD

ここで今度はGOLD!?!?SHE SAID...とGOLDを前半10曲目までの間で両方やる2023年のセトリって...???いやおもしろいぞ今回のセトリ、一筋縄ではいかないぞ、と客席でワクワクワクワクした。ここでコンセプト映像流れるんだけどやっぱりドキドキしててあんまり内容覚えてない...。しっかり見てた方々の感想を見ると今回も考察しがいがありそうな感じ。

M9 Wild Rose

メインステ。女性ダンサーさんの影と絡んだり、薔薇の花びらを降らせたり。ちょっと没個性だったかな~。既視感とまではいかないけどLove Supplyのが好きだった。横アリでもう1回ちゃんと見たい。

M10 FACE to FACE

メインステでダンサーさんが鏡を持ってる演出。映画「俺俺」、KAT-TUNの曲が大音量でかかるのがうれしくて何回も見に行ったな~。久々に聞けて嬉しい。やっぱりこう、ワクワクする、ドラマチックで映える曲だなと思いました。ハイトーンだけどインストだけでも盛り上がれるくらい厚みがあるから歳を重ねても歌えそう。

M11 DON'T U EVER STOP

やったあーーーーーー!!ドンエバだーーーーーー!!!私はドンエバがかかるとこのように頭が空っぽになります。クラップもちゃんとできたので思い残すことはないです。

M12 Lament

うそでしょ上でアルバム聞いて気になってたとか書いたけどなにも覚えてない。ドンエバの後じゃ無理もない...のか...その後のダンサーさんタイムでかかってた曲がなにかも覚えてないわ。珍しいアレンジでおもしろいなと思ったんだけどな。

M13 未完成な

またパニック案件、ソロ先頭が亀梨くんかよぉ!イントロでこれまでのソロ曲がかかるのを聞きながら、「.........!?かめちゃん!!」ってなったあの感覚おもしろかった。初見時だけのお楽しみ。メインステでよくよく踊ってくれました、ちょっとアクロバットもあったし。身体の使い方、音の取り方、表情、何もかも好きだな~~~好きだな~~~って思いながら見てました。好きが詰まっていた。そういえば前回の「夜は空いてる」から繋がっているような始まり方でした。いつもソロはがらりと違うことをしてくる印象があったのでなんか新鮮。今後壮大な何かがあるのかなあ。三部作とか。

M14 New Sight

今回はソロ曲が連続!衣装がダボっとしててかわいかった。君もゆっち教に入信だ。

M15 ユダ

バチバチに芝居系。ダンサーさんの使い方もおもしろかったー。色んな振りがあってかめちゃんソロとはまた違ったダンスのおもしろさがありましたが、個人的にはたっちゃんのヘドバンが見れたのがよかった。そこ?って言われそうだけど。やー、今回ソロが三者三様に思想強め。いいぞ。

コーナー: KAT-TUNのきっとカトゥーンラジオ

中丸くんと並んでちょこんと座る亀梨くんがひたすらかわいかった。並んで座ってるだけなのになんかレアな感じしたなあ。中丸くんはファンと喋るの好きね。

M16 KAT-TUNの現場

えっ実際にやってくれるの!?!?ってまず思う。正直、会場に入ったらこの曲が映像付きで流れてるんだろうな、そのために作った曲なんだろなと勝手に思っていた。ごめん中丸くん、なめてました。3人でごくごく真剣にセンステで歌ってくれました。メインモニターでかわいい映像流れてたけど見る余裕なかったわ。

「じゃがいもが一番好き」のとこ、ちょっと泣きそうになるのよね。KAT-TUNファンは幸せ者です。

 

M17 Perfect Date

きましたPerfect Date!かわいくって楽しかった。

コーナー: MC

ようやくMCよ~!ここまで歌いっぱなしだった印象。MCもそう長くなくさらっとだったかな。懐かしの明太子ネタがありましたが。ラジオのコーナーで構ってたちびっこを気にかけててかわいかった。そういえば衣装、余裕なくて全然覚えてないんだけど黄色っぽい衣装は目新しかったしMCでも着てたから印象的。

M18 Love Lots Together

センステが回ってるのがきれいでよかった。

M19 透明な朝

泣きロックとまで言わないけどしっかり歌い上げ系。良曲だよね。

M20 We Just Go Hard

コーナー:カトゥネットを挟んで中丸くんのボイパからのWJGH!上がったー!中丸くんまた違う音出せるようになってる気がする。ワクワクしたなー。中丸くんの後ろからたっちがダンサーさん引き連れて歩いてくるのゾクゾクした。

去年の曲をもう1度しっかり踊ってくれただけでかなりうれしいのに踊りこなしてきてて!初めて見たときは難しい振りだなと思ったのがこれだけ抜いて踊れるようになったらほんとに強いよ~!ツアーのこれからがほんとに楽しみ。かめちゃんまっじでかっこよかった。何回でも見たい。

M21 ELIZA

RUCCA先生渾身のSF世界KAT-TUN。早くBDで見たい。いや生でも見たいんだけど。映像に映えるじゃん。

M22 STAR RIDER

流れ覚えてないけどバクステだったはず。イントロかかってかなりびっくりしたー。ここまででかなりの曲数歌ってる印象だったので、ここでこのハイトーン持ってくる!?っていう驚き。福岡夜はみんなちょっとぶら下がり気味な印象があったけどそれでもやっぱり盛り上がるー。もっとすこーんと高音が出たら最高だろうな。セトリに組んだからにはやってのけてください期待しております。

M23 WILDS OF MY HEART

いやいやここでワイルズてwwwぜっったいしんどいのにこんな選曲する!?このもう笑うしかない、ハイテンションが行ききった感覚を味わいにKAT-TUNライブに来てるんだよなー!高まりすぎてどうしていいかわかんなかった。とにかくペンラを振りました。振るというかもはや空間を叩くというか。いやー、ツイートした通りほんっとにライブが好きで仕方ないんだなってよくわかった。M20~23のハイカロリーさすごくないですか。こんなしんどいことをわざわざしてるんだもの。好きじゃなきゃ組めないよ。ありがとう。

ほんとセトリがおもしろい。Honeyの後半の畳みかけは「Fly like a ROCKET」からの「FIRE STORM」で、3人時代の新定番!っていう確立された感じ、まとまりを感じたんだけど、今回はユニークなアルバム曲→スタライ→ワイルズ!?!?なんで!?でも盛り上がっちゃう!!!っていう......すんごい発想するよな~。選曲会議のぞき見したいよ。

M24 Fantasia

じらすよねー!ここまでほんと焦れた焦れた。ようやくFantasiaお披露目ですよ。栄えるし映えるよねFantasia。そりゃ最後の最後に持ってくるよねと。

M25 夢で逢いたい

しっとりと本編ラスト。そうだジャニーズだった...とか思う。

E26 CRISTAL MOMENT

アンコールなにかな?ハルカナ?ピスフル?とか言ってたらまずクリモメ。そうだやってなかった本編で。

E27 ノーマター・マター

やったーノーマターだ~~!!たのし~~~!!!

E28 Peaceful Days

えええノーマターからのピスフル!?両方!?!?なにこれジュニア時代??????なんかもう笑っちゃう。超楽しかった。

E29  Sail on earth

ライブの締めにぴったり、壮大でいいわー。大きい世界観。ここまでの2時間のライブは航海の最中だったんだね。KAT-TUNという船の航路はまだまだ続いてゆくのだ。たくさんの人へ贈り物を届けながら。

 

いや〜やっぱりおもしろいライブだった〜。演出、衣装のこと覚えてなくて楽曲の記憶だけで書いてるのにどれも個性強め。何回も言ってしまうけどやっぱりスタライからのワイルズがかなりおもしろかったのよ。Honeyのときは「やったーまたやってくれるのフラロケ!最高!」からの「きたきたFIRE STORMー!」っていう感じでほんと鉄板の選曲だったんだよね。そりゃ盛り上がって当然という。そこを今回は新機軸ですよ。だからか10ks初日ばりのチャレンジ感、勝負感あったな。

考えてみるとHoneyはまだ客席が発声不可だったのも影響してるのかも。客席が声を出せないことに慣れて、それでも盛り上がる要素を...というところで、こなれたセトリだった。対してFantasiaはOPからがっつり世界観があるからこそ選曲が凸凹してる、むしろ自由に凸凹できてる印象で、そこがとにかくおもしろい。楽曲の幅広さ、発想の自由さを感じたなー。

"特別な挨拶をしなくて良い、好きなコンセプトで作れるライブ"のありがたみ、楽しさみたいなものの話を以前に亀梨くんがしてたと思うんだけどIGNITEのときだったかな。3人で再始動したCAST、なんの前置きもなく好きに作れたIGNITE、そしてコロナ禍でもタフにやり遂げた15TH、新しいことをやりながらも柔らかくまとめあげたHoneyを経てのFantasia…ますます自由に、でもだからこそいつもよりも自身に挑戦することを課しているような、攻めたライブだった。回数を重ねて変化していくと思うとそれもまた楽しみ。

 

 

ところで、振り返ってみて今回なかったものが二つ。ひとつはスタンドマイク。今回使ってなかったよね。もうひとつは中丸くんのメガネ。いつかどこかでかけないかな?