回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

月組全ツのおだゆーゆの話をしたい

 

先日月組さんの全国ツアー 、『ブラック・ジャック 危険な賭け』『FULL SWING!』の新潟公演を観ました。月組さんin新潟は2017年の鳳凰伝/クリタカ以来だそうで懐かしいったらありゃしない。鳳凰伝で特に印象に残ったスターがギリちゃん、麗千里ちゃん、彩音星凪ちゃん、そしてうみちゃんだったので、今回はあやおとせなちゃんこそいないけども「わ~~みんなおおきゅうなって...立派になって...(ほろり)」って感じでした。いや本公演で見てるんだけどね。同じ会場で見るとさらに感慨深いものがありますね。

 

お芝居のブラックジャックのほうは、私の率直な感想としては「れいこちゃんずーっと怒ってんな~~~」、「りんきらとれいこちゃんのやり取りが行ったり来たりで長いよ~~」ってなもので、正直あまり受け取れていない感。ただ同行の母は「そうそう!ブラックジャックってこういう感じよ!おもしろいわ~!ヤンさんのは見たことないけど、漫画はもうずっと説教してるか、自慢してるかだから。その雰囲気がそのまま舞台化されてる」とのことでご満悦でした。私はあんなに怒るれこたん新鮮。喉強いねえ。

私はといえばおだちんのタートルネック姿がいいのにすぐ着替えちゃったな~とか天紫珠李ちゃんブロンドに白スーツ似合う~セクシーでかわい~~とかそんなとこばっかり見てました。あとぱるちゃんの刈り上がった後頭部。まじでかわいい。あと床への座り方とか。同じシーンでるうちゃんに「床に座れ」って言われてるのにおだちんは椅子に座ってぱるちゃんは床に座るのがおもしろい。

あと、今回初めてるねがそこまで長身でないということに気付いてびっくりしました。私のこれまでのるねの体感173cm。スタイルよすぎて小顔すぎてさあ。

 

で、ショーですよフルスイング。たんのしかったあ。裏打ちに強いKAT-TUNファンなので手拍子大歓迎。本公演となんか全然違う気がする...と思いながらも何せ度々巻き起こる裏拍の拍手の波で狂乱にのまれわけがわからないw本公演のときよりよく言えばスピードが増し、悪く言えば駆け足すぎてメリハリが...という感じもしましたが。

そして今回の本題、このためにこのエントリーを書いてるジゴロのシーン。本公演では鳳月杏&晴音アキだったところを今回は風間柚乃&結愛かれんでしたが、これがもう...よかった...!!!いやもともと両名とも好きなんですけども。

元々ゆのちゃん(呼び方が定まらない)好きで観劇したら追うのはもちろん結構スカステとか刊行物とか楽しみに見ているのですが、ファーストフォトブックでほんっとうにシャイなんだな...!というイメージが付いて。そのまま今回フルスイングを見たので「別人か!?!?」ってなんか今更ながらびっくりして...。写真は苦手です恥ずかしいんです...という雰囲気の人が舞台に上がって客前に立つとあれだけキザってドヤれるなんて詐欺だ(すごく褒めています)。

そんな風にプロローグから度肝を抜かれたと思ったらジゴロのシーンでかわいいマネージャーがゆーゆちゃんじゃないですか。やだもう好きな顔と好きな顔~!そして好きなダンス!

いやーほんとゆいかれんちゃんのダンス好き。体が動くし表情も動くし、キュートでセクシーでアイコニック。ギャツビーの時なんて「月組の誇るマリリン・モンローや...!」感満載だったよね。そうかと思えばフォトブックでのサビーヌの扮装もすごくよかったし、今回のスパッツ姿?でのダンスシーンといい快活なイメージもほんとによく似合うんだよな~。

組んで踊るところ、昼公演は前方下手端のほうから見ていたので、ゆのちゃんに向けるゆーゆちゃんの顔がぜんっぶ見えるわけですよ!目じりを下げてニコーッってしたかと思えば「(><)キャ-!」なお顔になったり、困り顔したり...。くるくる変わる表情ときれいなプロポーション、軽がる踊ってみせるダンスでもう釘付けでしたわ。

夜公演を後方上手で見たのですが、私が昼公演でいかにゆいかれんちゃんしか見てなかったかよくわかりました。「あっゆのちゃんこんな振りだったんだぁ」って思ったり。あんな見てたのに。

というわけで今おだゆーゆが私の中で激アツです、と言いたいだけの記事です。これから福岡で見る方は重々お楽しみください。今日の配信もね。

ヅカローは劇場で見るべし

 

初日の少しあとに大劇場で見て以来で、昨日のムラ楽をライビュで見てきたよー!

中継は最近家で見ることが多かったけど久々の映画館でのライビュ。今回特にカプチョが気に入ったので大画面で見たかったんだ~。

 

で、ハイローもよかった!下級生たちのイキイキ度合いがやっぱり違うなあと。

ただ...やっぱり劇場で見るべき!なんだってそうだけどハイローは画面越しでは伝わらない花道まで役者がぎっしり並んだ時の熱みたいなものがあって、それをたくさんの人に劇場で感じてもらいたいなあと...。下手上手の席だと、待機中の村山(こってぃ)や日向(もえこ)にガン付けてもらえるよ。すごい迫力よ。

ハイロー、スタイリッシュでお馴染みの宙組のスター達がビッグシルエットの服を普通に着こなしててそこもすごい。誰か一人じゃなくて大半が比較的ダボダボを着てる宝塚の芝居ってレアよね。そのあたり現代の生徒はすごいな~と思う。もちろん普通にファッションとしてゆったりなのが流行ってるから馴染みやすい部分はあるだろうけど、それでも男役、特に下級生ならかっこよく見せるの難しいはずだもんね。

そういうところの外しがなく絶対にかっこいいことが分かってるって、ヅカローってすごいなって思いました。

 

そしてカプリチョーザ、ほんと好きもう全部好き。好きしかない。多分一生好き好き言い続けます。今はもう語彙力低めな感想しか出てこない(かっこいい好き一生見てられる)ので、映像になった時にでもゆっくりまとめて書きたい。

 

大劇楽、最後の最後のゆりかちんの挨拶までずっとあったかくてほんとよかった。

大劇場を卒業された皆様おめでとう。そして宙組さん大劇場公演完走おめでとう!

 

久しぶりに大劇遠征したよー!

3年ぶりでムラまで行ってきたわよー!

新しいタカホにも初めて泊まったよー!!

たんのしかったー!!!

3年ぶりの大劇場

宙組さんのオーシャンズ11以来の大劇場~。なんのことはない、東京のチケットが激戦になるぞと予想したらあとは大劇で見るのみ。ゆるゆる友会民としてはそんな遠征も楽しい。

大劇場はやっぱりいいよな~。劇場全体の大きさを今回は実感したかなあ。響きが違うように思える。1階後方のA席に初めて座ったけど、しっかり臨場感あって置いてきぼり感がなかった。東宝の1階23、24列あたりって奥まってて暗くて音があんまりよくないように感じるのよね。ま、後ろに人がいない楽さとかはあって、座っちゃうと結局落ち着くっていうよさもあるんだけど。

殿堂にもゆっくりいられて、フェリエの公演ランチまで予約できておいしくいただけて、出たてのブクマは買えたし、もうほんと幸せ。惜しむらくは公演ドリンクが飲めなかったのと公演ジェラートが食べられなかったことくらい。食べたいものありすぎでおなかいっぱいで...旅行のとき食事を主軸に予定組みがち...

 

リニューアルした宝塚ホテル

今回はタカホというお目当ても。いつもスカステで指をくわえて見てたよ、ようやく来られたよ~。

新しくなる前に一度泊まったけれど、そのときは何せ初宝塚だったので舞い上がってるやら緊張してるやら、そもそも予備知識が薄いやらでさしたる記憶が...どちらかというとネガティブな感じ方してたかも。ホテルっていうけど結構古びてて旅館ぽいところあるなとか。宝塚ホテルとは劇場の近くには無いんだなとか。

新しいタカホは何せ大劇のすぐそばにあって、新しくてきれいで、でも歴史を感じさせてくれて、明るくて、こじんまりとしたかわいらしさがあるのに中へ進むと広くって...なんというかもう少女時代の憧れを詰め込んだようなホテルでした。シルバニアで発売されてもおかしくない。してほしいぐらいだわ。

ロビーで手続きを待っていたら同行の母が「ハッッすーちゃん!ほらほら!」とヒソヒソ耳打ちしてくるので顔を上げるとそこには支配人の憧花ゆりの様が...。私はこういうときにワーキャーできずただ固まってしまう方なのですが、そんな我々に振り返ってくれ、ゆっくりとお辞儀をしてにっこりしてくれました。母の声はすーちゃんには聞こえないようなボリュームだったと思うんですけどね。すごいなああ。

立ち止まり、振り返り、頭を下げ、にっこりと微笑む...の一連の動作が大変ゆったりと優雅で、しかもそれを意識的に行っているんだろうなという、努力の跡と決意を感じました。大げさかな。でもそうだったんだ。

たった一泊しただけなのにこんなことまであっていいのかなーー。ああ夢がある宝塚。夢、夢ってすぐ言っちゃうけど、こういうことなんだよねえ。一人一人の意識と努力の積み重ね。それが小さな湯の町がフェアリー達の園たる所以なのだ。

そうそう、本当は夜に鉄板焼きをいただきたかったのですが、予約が取れず結局ランチになりました。それでもすごくゆったりできておいしかったあ。次はアフタヌーンティーをしたいな。