回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

花組 『オーシャンズ11』を観た。1

観てきました。足りないー。もっと見たいいいいいいいい。

しかしあと残すのはGWのみである。あーあ。

なんかわたしこのブログ振り返ると、

蘭寿さんが花組トップとしてお披露目されて以降の花組の感想一切書いてないですね。

おそらく、観劇中いっぱいいっぱいで…

舞い上がってて必死で覚えてないんだなディテールを。

ファントムなんて初めて大劇で観ているので、

初ムラの感動含め書いておけばよかったのになー。

それと、一人で観劇することが減ったので、幕間に感想を話して満足しちゃう傾向にある。

自己満足とはいえ記録に残せていないのはもったいないなあ。

でも今回は幕間にちょこっとメモを取って、

かつ頑張って下級生に目を向けて来たので書きます。

なんていうか私、蘭寿さんファンですが、

蘭寿さんのことは私の心の中で「もうかっこいい!しぬ!かわいい!しぬ!」って思ってるだけで十分だったりするんですよね...

もちろん「かっこいいよねー!素敵だよねー!」と分かち合いたい気持ちはあるんですが、

それが下手ww

Twitterでも蘭寿さんファンの人とあんまり上手に絡めないなということに最近気づいたり。

まあそんなことはいいや。

つまりどっちかというと下級生の素敵だったところメモのような感想になるかも。

さてさて、オーシャンズ11。

星組さんのを観ていないので、何もかも新鮮。

全体にディズニーみたいで楽しかったw

初演のときは著作権?じゃないな、映画の配給元との交渉の関係?で脚本が仕上がるのが遅かったんでしたっけ。

大変だったろうなー。

今回花組に合わせて楽曲や細かいセリフなど変更点がたくさんあったみたいで、

演者の違いはもちろんその辺も比較して観てみたいから星組さんのDVD買うのも検討しよう。

あ、映画も見てないんだった。

なのでめずらしくプログラムを熟読して臨みましたw

ナウオンやぽっぷあっぷはネタバレが怖いので観劇後にとっておいた。

まず今回の蘭寿さん。

かっこいい!

かっこいいです。

しかし…しかしですね、どこがかっこよかったかと聞かれるとすごく難しい。

もちろん、「...快感だ」とか指輪にキスとか、「男にしてやる」とか分かりやすいとこはいくらでもあるんですが。

なんというかそういうことでなくて、今回の蘭寿さんのかっこよさは…

なんて言うんだろうな…空気?空気感?存在感?

なんかそういうようなものがかっこいい。

そこにいるだけで何もしなくてもただただ存在がかっこいい。

ご本人が意識したと語っていた、「リアルな男性」の演技がものすごかった。

リアルな、現代の、オシャレで、チョイ悪(笑)な男性だった。

それが...なんて言うのかな、ゆうひさんみたいだった。タイプで言うと。

つまり、これまでの作りこんで型を提示する蘭寿さんじゃなくて、

そこにたたずんでいるという空気感に任せて役を生きる蘭寿さん。

新鮮です。すごーく新鮮。

私、蘭寿さんて「男性の役を演じる」というより「宝塚の脚本・演出上の男性役を男役の型として美しく見せる」タイプだなと思っていて。

さっき挙げたようにゆうひさんは私の中では前者のイメージ。

宝塚でよく「正塚先生系のナチュラル芝居が上手い」って言われるタイプの人と「植田(紳)・木村系の大芝居がハマる」って言われるタイプといるけどその分かれ具合と多分近い。

んで、私はどっちの蘭寿さんも好きだしどっちもお上手だと思っているんですが…

ってただノロケただけみたいな文章にwwまあ実際そうなんだけど、

どっちかというと今回は型じゃなくリアルな方なのかなーと。

いっそ『カサブランカ』以来じゃないのかぐらいに思ったんですけど、

単純に同じ小池先生の演出だから似た雰囲気のお芝居に見えるだけですかね。

まあそんなことはいいやとにかくかっこよかった。

プロローグからフィナーレまで全部全部全部かっこよかった。

終わらないので次へ進む。(笑)

シーンごとの感想のがいいかな…