回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

さまぁ~ずライブ8を見た。変革期だと思った。

ものすごーくいまさらですが「さまぁ~ずライブ8」を見たので覚書。

お笑いの感想って真面目に書くとものっすごいつまんねーなーと思いながら書いちゃう。

これまで一応、バカルディ時代含めDVDになっているものは全部見ていて。

その中で正直さまぁ~ずライブ6・7はいまいちだなぁ・・・と思っていて(もちろんすきなところもあるんだけど)、

そのことでちょっとショックを受けていたりしたんだけど、

ライブ8は・・・おもしろかった!!

各所で「6・7よりマシなだけ」「3・4・5のようなクオリティではない」のような感想を多く見かけて、

・・・うん、まあそう言われれば実際そうかもしれないw

だけども、6・7のとき私には見えなかった、「のびしろ」とか「可能性」みたいなものが、えっらそうですが私には感じられて。

思うに、3・4・5は“当時の”完成形なんじゃないかなと・・・

確かに面白いんだけど、今のさまぁ~ずが、って考えると、

(もちろん本人たちがよく言う)体力面でできない、っていうこともあるけど、

それよりもなーんか似合わないような気がする。

なんだかもう、今のさまぁ~ずは、

ボケらしいボケとツッコミらしいツッコミじゃないような気がするんだよなあ。

大竹が強烈なボケらしいボケをしないから、三村の激しいツッコミがいらない。

逆もしかり。

できなくなったんじゃなくて、する必要がなくなった。

もしくはもともとそうだったのが、開き直って顕著になった?w

・・・後者かなきっと。

このあたりは三村がバナナマンのラジオ「バナナムーンGOLD」で話していたことなんじゃないかなとも思ったりするのですが。

まいいや、とりあえず1個1個感想を。

・上司のヒミツ

おもしろかった。好き。

大竹がとぼけた変な人で、三村が普通の人、という、いわゆるさまぁ~ずのコントのスタイル。

その大竹のとぼけっぷりがほんとのほんとにすっとぼけてて、

普通の人では太刀打ちできない感じがめっちゃめちゃ強くて、

大竹のしれっとボケるパワー健在、っていう雰囲気が嬉しい。

これが一つ目なのがまた嬉しい。

・OP

これもまた大竹のすっとぼけ加減がすごい。

変な人なんだけど、「上司のヒミツ」の上司とは全然違う変な人。

さまぁ~ずの生み出した「変な人」ってこれまで何十人何百人といると思うんだけど、

みんな違ってみんな変なの。(笑)

でも、嘘みたいな変人じゃなくて、なーんかどっかにいそうな変人。

こんな人いるかもとか、この人のこういうところあるある、って思わせるのがすごい。

ただ今回の大竹のキャラ、これまでに出てきた・・・?

なんかどっかで見た気がするんだけどどこだっけ。

・お見舞い

大竹が攻めこまれるパターン。

三村は普通の人なんだけど、その普通の人さ加減が大竹を追い込んでいくみたいな。

オチは想像ついちゃうけど間のやりとりがおもしろい。

・紙相撲

手元コント。

ごっちゃごちゃ加減が好きw

・教頭先生

大竹演じる教頭先生がなぞなぞに難癖をつけていくコント。

さまぁ~ず×さまぁ~ずからの派生かなぁ。

大竹本人の口から聞く「なぞなぞって理不尽」トークは好きだけど、

コントに仕立てるとなんか違う。うーん。

それだけなぞなぞって普遍かつ不変なもので、

大竹のキャラが乗っかるから「Q パンはパンでも食べられないパンは? A 犬がかじったパン」ていうのが笑えるんだなって。

同じ学校の先生ものなら、さまぁ~ずライブ2の「エロ意識過剰」が好き。

カプチーノアート

あんまり好きじゃない。

なまじ画力のあるさまぁ~ずにこういうことやらせると「本気でやったらもっとうまくできちゃうんじゃねえの?大竹とかやってるうちに上達しちゃったりするでしょ?」って思わされるw

こういう系のブリッジ映像の中では自由度が低いのかな。

さまぁ~ずが食べ物で遊んじゃうシリーズって結構あって、好きなのもたくさんあるからもったいない。

食べ物をぐじゃぐじゃにしちゃう、っていうハードルを超えておもしろくできるのに。

・復活

これだ、バナナマンのラジオで言ってた「三村も大竹もどっちもおもしろいコント」

これだよね?ね?

音楽ネタ。

マイナスターズが当時のさまぁ~ずの形なら、藤田純とWESTMANが今のさまぁ~ずの形。

すごいのが、「三村もうまいこと(ボケたがりのおじさんみたいな雰囲気が出ちゃうのを利用して)ボケられるコント」っていうものを作るにあたって、

藤田純ていう強烈なキャラクターが出てくるコントを選んでるっていうこと。

ライブ7での藤田純の爆発はすごかったから、

あれにもう一人出してぶつけさせるってすごい発想。

三村大竹どっちが発案したんだろう。

初めの女の子との「へー、そっかそっかー」なトーク部分はライブ7の藤田さん節だけど、

三村の「西ちゃん」が出てきてからは、藤田さんは少々おとなしめ。

でも、それって藤田さんと西ちゃんの関係性としてすごく当然な気がするんですよ。

だって西ちゃんめんどくさいし藤田さんグイグイじゃないもんw

そら西ちゃんいたら藤田さんああなるわ。

西ちゃんもあれで自然に振る舞ってるんだよ。

大竹・三村と見せ場が交互にくるのがいいバランス。

・つる

鶴の足の模型的な金属的な黒っぽいなにかがドアップで出てきて怖さにひいてしまいましたがww

思わぬハプニングもあっておもしろかった。

たんぽぽ川村の幽霊的雰囲気も大竹がサッと切り返す。

パネェ。

・鶴の恩返し

最初の雰囲気が最高。ワクワク感がすごい。

普段のさまぁ~ずは夏が似合う男たちだけど、

作りこんだコントでは冬、雪山、山荘、みたいなワードがすごくいい。

ライブ1の「遭難」とか、5の「かおみ亭」とか。

多分、これからさまぁ~ずがなにかやるぞ!ってときに、

舞台の幕が開いたら吹雪の音がヒョオ~~ッ・・・みたいなのが、

いつものさまぁ~ずと違う!お芝居だ!感が強くていいんだと思う。

3の「モロカイ島」はいつものさまぁ~ずらしくハワイが舞台だけど、

連日雨なのと、それから二人のキャラメイクと演技がすっごくよくて、

それがお芝居感・特別感を出してたのかな、とか。

そんなワクワクで始まるんだけど、

なんかちょっと尻すぼみのような。

これと「復活」、順序入れ替えじゃだめだったのかなぁ。

いろんな制約あってだめかな。

なんにせよ、これを最後に持ってこなかったほうがよかったんじゃないのかな。

つぶやきもさまぁ~ZOOでおなじみ大堀さんもおもしろかったし上手だったけど、

さまぁ~ずライブの最後に、2人の絡みがメインの要素になってるコントを見るのはなんか違う。

出てるのが2人のうちどっちか一人だったらまだアレなんだけど。染まるから。

ライブの最後はさまぁ~ず色バリバリのを見たかった。

さまぁ~ずの独特の密度とか濃度が高いやつ。

・ED

藤田純とWESTMANのライブ。

しかもライブハウスでww

お客さんのノリもあってめっちゃいい映像。

コント本編では三村の「ポンコツ」具合が笑いをブレさせてるような気もするけどw、

こっちは成功・完成してて、やっぱこうでなくちゃ、って思っちゃった。

こんな感じで、けっこう好きなの多かった。

じわじわ笑い、くすくす笑い、あーあるある系の笑い、お腹痛くなっちゃうぐらいのゲラゲラ笑い、などなどたくさんの笑いがあるさまぁ~ずライブが好きで、

その恩恵を受けられたかな、って感じ。

このライブ8は、私は黎明期とか変革期とか、なんかそんな言葉が当てはまると思いました。

脱皮、とか。

初めは、藤田純とWESTMANの出てくるコント「復活」のタイトルそのままに、

これって全盛期のさまぁ~ずライブの復活なんじゃないか、なんて思ったりしましたが全然違ってて。

あのころをもう一度、じゃなく、新しい時代を初めから!だなーって。

6・7で、三村だけが感じてたこととか、大竹だけが感じてたこととか、

はたまた周囲のスタッフが感じてたこととか。

そういう、さまぁ~ずライブに関わる誰かだけが気づいていたことが、

今回共通認識になり始めて、そこをポイントとして動き始めてるんじゃないかなぁっていう雰囲気をなんとなく感じたんだけど・・・

どうかなー。

昔鉄板だったことをやり続けておもしろかったらラッキー。

昔鉄板だったことをやり続けてつまんなくなっちゃってたらかっこ悪い。

でも、新しいことを始めてるのは、おもしろかろうとつまんなかろうとファンとしては嬉しいのです。

さまぁ~ずの何かやってくれる感、新しいものを見せてくれる感が何より好きだから。

次のライブが楽しみ。

広告を非表示にする