回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

劇団四季「オペラ座の怪人」を見た。2

6月24日のキャスト(公式より)

オペラ座の怪人 : 佐野正幸

クリスティーヌ・ダーエ : 苫田亜沙子

ラウル・シャニュイ子爵 : 飯田達郎

カルロッタ・ジュディチェルリ : 河村 彩

メグ・ジリー : 中里美喜

マダム・ジリー : 戸田愛子

ムッシュー・アンドレ : 増田守人

ムッシュー・フィルマン : 平良交一

ウバルド・ピアンジ : 永井崇多宏

ブケー : 金本和起

☆ラウル・シャニュイ子爵 : 飯田達郎さん

「ファントム」ではシャンドン伯爵ですが、こちらは子爵なのですねー。

ずいぶん男らしく、正義感が強い感じ。

シャンドン伯爵が扉を蹴ったり体当たりしたりして(特に某愛羽さん)クリスティーヌの楽屋の扉を開けていたのに対し、

ラウルさんの場合は自動ドアみたいにすっと開いたので驚きましたw

飯田さんに関しては、

カーテンコールの時に積極的に前に出ていらして、

大きく手を振っていたのが印象的。

サービス精神旺盛な方なんでしょうか。

それともお若いからか。・・・関係ないか。

ラウルさんの格好だから、というのが理由の何割かを占めるとは思いますが、

なんだか井上芳雄さんに見えて仕方がありませんでしたw

髪形がちょっとこう・・・もこっとしてたのが気になる。

ハチ周りが大きいというか。

それと、腰回りが割と女性的に張ってらっしゃるんでしょうかね?

燕尾服姿が少々野暮ったいなと思わされたので。

それから、語気を荒げるときの口調や目線があまりにも鋭く、台詞を言いっぱなしに感じるなと。

正直に言えば演技の荒さ、表現の荒さなのかなと思えましたが、

それが男性らしい荒々しさにも見えて、

貴族であることやクリスティーヌを愛する者であることの前に、

一人の男性であるという・・・なんというか現実的な男性像なのかな、と、

そんな風にも思わされました。

オペラ座の怪人のラウル子爵としてそれでいいのかは別ですが。

そういったこともありつつ・・・飯田さんのラウルの印象は、

生まれながらのおぼっちゃん貴族というより、

成り上がり・・・とまではいかなくともかなりの野心家に見えました。

瞳の輝き、ギラついているとも言いたくなるあの光が、

あくまで私のイメージする貴族のラウル子爵、という感じではないなと。

もっとワイルドなお役のほうが合いそうだなと個人的に思う。

歌声はすごくニュートラルで、これからいくらでも変化できそうに感じられたので、

太くなって深みが出てきたら素敵でしょうね。

☆カルロッタ・ジュディチェルリ : 河村 彩さん

素敵!

あの絶妙に耳障りなお声もすべて演技なんでしょうねえ。

別の役で柔らかく歌うところをぜひ見てみたい。

カーテンコールで出てらしたときもどこか表情がカルロッタ的にツン☆とした感じで、

なんだかきゅんとしました。

以前にCATSをジェリクル席で見たときに、毛のないもとい短い猫さん(タントミールかな?)が

近くに来てくれたのが嬉しくて。

お役のまんまで客前に現れてくれるというのはやはり特別です。

☆メグ・ジリー : 中里美喜さん

かわいーい!

少年ルックもかわいーい!

お歌はちょっと弱いのかな?声が細いのかな?私が見た回だけかな?

☆マダム・ジリー : 戸田愛子さん

雰囲気があって存在感があって素敵。

少々台詞が棒読みに感じられることもありましたが、

雰囲気に集中してれば大丈夫。

左手を目の高さに挙げて!のとことかこえええええええええwwwってなりました。

あの人に怒られたら本気で泣いちゃうと思う。

☆ムッシュー・アンドレ : 増田守人さん

☆ムッシュー・フィルマン : 平良交一さん

歌がかけあって進んでいくのですね。

アンドレさんが眼鏡のほう?だよね?

増田さん、表情が豊かでおもしろかったけど、台詞の感じがどうもあまり好きになれない。

平良さんエエ声。

☆ウバルド・ピアンジ : 永井崇多宏さん

この方名前をなんとお読みするんでしょう・・・?

というのは置いておいて、

カルロッタとの演技が素敵でした。

☆ブケー : 金本和起さん

バレリーナちゃんたちを脅かしてるシーンが楽しそうでちょっと笑いました。

でもコワかった・・・(プルプル)