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回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

ダイヤのA

高校野球が熱いです。

野球は小さいころから祖母と一緒によく見ていて馴染み深いスポーツで、

とりわけ夏の甲子園はやっぱりおもしろいので、

祖母亡き後も母ときゃいきゃい言いながら見ています、毎年毎年。

特に今年は私と母の気持ちがやたら盛り上がってて、

もう全試合見逃したくないぐらいの勢い。(でもその場で盛り上がるだけで結果はすぐ忘れちゃいがち...)

その勢いでさだまさし『甲子園』を知ったり

(歌詞(3000幾つの~のところ)を聞いた母の反応:

 母「詩人だね~~」

 私「まあトーナメントってそういうもんだからねww」

 母「でもそれをそうやって表現するのが詩人じゃない」)

阿久悠のスポニチ連載をまとめた『甲子園の詩 敗れざる君たちへ』を読んだり、

高校野球に関わる作品にやたらふれてるのも今年。

で、ベスト8の出そろった今年の夏の甲子園と同じぐらい私の中で今熱いのが、

マンガ『ダイヤのA』(寺嶋裕二)!!

確か存在を知ったのが先週?ぐらいだったと思うのですが、気に入って気に入って22巻まで読んじゃいました。

お盆休みでちょうどよかった。

買ってはいないです。わーん大人買いしたーい。いつかする絶対する。

高校野球の、それも強豪校のお話で、

22巻はちょうど主人公のチームの夏が終わったところでおしまいです。

その後が気になるけど当分時間がないなあ...

これまで読んだ野球漫画というと『MAJOR』(満田拓也)ぐらい。

それもちょうど高校3年の夏の終わりに、

2006年の駒大苫小牧vs早稲田実業の最後の打席が投手vs投手だった...

というのを見届けたあとに高校生編を読んだのでめちゃめちゃ熱かった記憶。

その後読めてないけど。タイトル通り吾郎がメジャー行ったのは把握したよ。

で、『ダイヤのA』はこれまでの野球漫画によくあるタイプの

「主人公率いる無名弱小チームが強豪校相手に勝ち上がっていく」という内容ではなく、

「主人公が強豪校に野球留学して成長していく」という内容なのが新鮮らしく。

球漫画たくさん読んでる人にとって新鮮でおもしろい漫画なら何も知らない私にとっておもしろくないわけがない!

という感じでものすごーーーくおもしろいです。

私が気に入っている点は、

・キャラ一人一人がすごく立っているところ

・野球漫画でなく野球“部”漫画だなと思わされるところ

の2つ。

私が小説でも漫画でも映画でも、創作のストーリーを気に入る条件てわかりやすくて、

とにかくキャラが立っていること。

誰が主役になってもおかしくないぐらいそれぞれが生き生き描かれていて、

キャラクターにぶれがない。

そういう物語は、最後がハッピーエンドだろうとサッドエンドだろうと、

最悪がっかりエンドだろうとある程度納得できます。

ああ登場人物のあの人たちはみんな自分の人生を全うしたのね、

彼らなりの信念で動いたのだから悔いはないね、よかったね、と思えたらそれで満足。

そういう要素がこの漫画にはあります。

実際、主人公の1年生ピッチャーが登板する機会がなかなかなくても、

キャラの立った先輩や同級生や相手チームの選手や監督がいるので物足りなくない。

先輩たちのサイドストーリーは特にお気に入り。

2つ目はそのままで、

野球を描いた漫画っていうより野球部を描いた漫画だなって。

野球のおもしろさ楽しさを伝えてくれるのはもちろんだけど、

チームや監督を信頼する気持ちとか、練習きついけど頑張るぞとか、

先輩にいじられたり、合宿ではごはんたくさん食べなきゃいけなかったり、

読んでて自分の学生時代、部活に費やした時間を思い出すって読者が多そう。

わたしは別のスポーツだけどマネージャーをしてたので、

ダイヤのAでちらっとだけどマネージャーの描写があるのが嬉しくて。

その男性目線らしい描写がちょっと歯がゆかったり、

でもそれがまた男性の監督&男子部員からのリアルな言葉や態度っぽいかなと思ったり。

ついいろいろ想いを馳せてしまいます。

さて長くなったけど好きなキャラ語りでもしよっと。

みんな好きでとても選べないけど、

別格で沢村の栄ちゃん。主人公。

おばかで熱くて素直でかわいい、主人公としてなんの疑問もない子。目が好きだなー。

次には3年生の純さん。さすが青道のスピッツよく吠える。

なんつーか私が昔っから好きなタイプドストライクな人。

いやヒゲは別だけど。

あの声が聞こえなくなるとさみしくなるんだろうなああああ...

そして今一番好きと言えるのが3年生キャプテン哲さん。

超かっこいい超渋い。男が惚れる真の男。

でも将棋弱い。たまらん。

強そうなのに。でも弱い。たまらん。

いつまでもいつまでもあなたの背中を見つめていたかったです。

みたいな存在。

ああさみしい。

大好きな3年生がいなくなってこれからどうしたらいいんだ(このあたりのリアル部活感がすごい)。

実際濃いキャラ揃いの3年がいなくなってからいまいちツマンネ、

みたいな感想も見かけるのでちょっと不安だったり。

でも続きが楽しみ。

気になってるのは金丸くん。いいやつなんだもーん。

先の先の話だけど勝手に1年生のキャプテン候補と思ってる。

レギュラー獲ってよね。

22巻までで泣いた場面が多々あるけど、

私の場合一番多かったのは小湊兄弟の場面な気がする。

「練習付き合ってよ」って言葉で誘っておきながら弟の練習を見てやるなんて、

亮さんのかっこよさと兄弟の不器用さったらない。

弟の春っちは照れガッツポーズも絶品。

ヒャハハの倉持センパイとの二遊間コンビのエピソードといい、

亮さんは普段ニコニコしてて(毒舌だけど)あまり多くを語らない(毒舌だけど)から、

本心が見えるシーンはぐぐぐぐっときちゃう。

次点はやっぱりクリス先輩。

特にお目目に光が戻るシーン。

私先輩になつくの下手だったけどクリス先輩になら沢村みたいにワンワンまとわりつきたい。

あとはおっきいのにシャイな先輩ピッチャーの丹波さん、おっきいのに心優しい増子さん、

白洲さんに坂井さんに門田さんに川上さんに、

ここまで触れなかったらイラッとされそうな御幸センパイに、

同じく触れなさすぎて黙ってオーラ出されてそうな降谷くんにと、

かっこいい選手ばっかりでもーたまらん。

あ、グラサン...じゃなくてボス...でもなくて監督も好きです。

おちゃめさんなところがすきです。

他にも女性陣や相手校の子たちやみんな好きなんだけど挙げたらマジできりがないのでこの辺で。

『ダイヤのA』、とってもお気に入りの漫画になって嬉しい。

続きが楽しみです。

あ、アニメも始まるしね。

そうだ忘れちゃいけない。

栄純の元チームメイト達のいいやつ度合いは異常。