宙組 ロマンチック・レビュー 『シトラスの風-Sunrise-』 感想思い出し
もう千秋楽だけどきにしない!
今回私にとっての初シトラスでございました~
...と書こうとしたけどそうじゃなかった、宙組創設時の『エクスカリバー/シトラスの風』を1000days劇場で見てるんだった。
とはいえ覚えてないし映像でも1度見たかどうかくらいだし、2014・2015年の再演時は見てないしで初ですわこれは。
幕開き、「Amour それは...」で衝撃を受けた娘役がパステルカラーのスカートを広げて座ってる始まり方。
これもう洋物だけどチョンパだよね。すき~~~。全ツなら「はわぁ...」って客席から声が漏れるやつ。
ロマンチック・レビューは古臭いと言われてしまうのもわかるけど私はそこが好きだなー。古き良き薫り高さというのかな。
主題歌を聞きながら「私は今ついにシトラスを観ている...!!」みたいな謎の感動に襲われる。
蘭寿さんを好きになって宝塚にハマりこんだのが2009年で、そこから花組に異動するまでの2年間は宙組を観ていたし、もちろんその頃に貪るように宙組にいる蘭寿さんの映像は見てて。
それでもタニちゃんがトップの時代は特に新しいことをやるぞーという感じで新作も多かったし、そもそも宙組の歴史がまだまだ浅くて「宙組とは!伝統とは!!」みたいな感じがなかったから、「シトラスを見ておかねば...」なんていう気持ちは無かった。
それが今回「宙組誕生20周年!!」と打ち出されるとこれは一度拝んでおかねば...!という気分になるし、かの有名なシトラスをぜひ能動的に観劇せねば...!と思わされてしまった。
やっぱり2014年、2015年と再演してるのには20周年に向けて段階を踏んで盛り上げていく意味もあったのかね~。
当時観ていた方は飽きちゃう部分もあっただろうけれども。
そんなシトラス、ほんとにほんとに主題歌が良い。歌詞が良いし曲が良い。グルーヴ感が良い!平たく言えばお祭りっぽさみたいな。
繰り返される「眠る時代を呼び起こせ」のフレーズに否が応でもワクワクさせられる。
あの部分がまた「眠る時代をっ呼び起こっせっ...!」みたいな感じじゃん、謎の囁きコーラスとスタッカートがたまらん。なぜこれほどにも心が動くのか理屈は分からないし古臭いとは思うんだけどとにかくワクワクする。ソワソワする。動き出したくなる感じ。
もーー岡田先生も吉崎先生も天才か。
で歌を聴いてると後ろであのポーズを取ってるすっしーが目に入ったりするんだよね。
それでさらに熱くなる。
良いわー宙組、新しい組かっこいいわー。