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回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

花組公演『ME AND MY GIRL』感想3 みりおちゃんとかのちゃん 追記:先週楽中継

ミーマイ感想続き。


☆ウイリアム・スナイブスン(ビル) 明日海 りお
ビルというちょい3枚目要素のある役をやってるというのにどの角度から見てもかっこいいみりおちゃん。
隙が無いわあやってくれるわあ。

私はどうしてもウタコさんのビルが好きで、ビル=下町の気風のいいあんちゃん、ていう風に考えてしまうんですが、
それでいくとみりおちゃんのビルはもっとぐっと優しい感じ。
頭を使って、殴り合いをして生きてきたと話すビルですが、みりおちゃんビルの場合殴り合いは大変だっただろうな...(笑)
それでもただ殴られているだけでなく笑顔で飄々とよけてそうですけども。

ミーマイは2008年に月組のミーマイを見て「おもしろい!宝塚ってすごい!ミュージカルって楽しい!」となって以来大好きで特別なんですが、
ただワクワクと楽しむだけでなくこんなにも人間関係に注目して見たのは初めてかも。
そしてそれはみりおちゃんの受け止め力によるものなのかも。

ビルってたくさんの人と絡んで影響を与えていったり巻き込んでいく役だと思っていたんですが、
みりおちゃんのビルは「鏡」のイメージ。
サリーを初めとしてマリア叔母様もジョン卿もジャッキーもその他の人たちも、ビルを通じて自分のことを見直して考えているのだなあと。


そもそもみりおちゃんには警戒心の強い猫みたいなイメージが少しあったんだけれども、ビルという役ではお腹を見せて懐っこい感じで。
それを特に感じるのはAパターンかなあ。
よくわかんない男だと思ってたけど接してみたらほんとかわいい良いやつで、数日過ごすと情どころか愛まで芽生えるような愛されキャラだったっていう。
宝塚作品だけれども主役=ビルの成長物語というよりは、気づかないうちに周りに働きかけてる役なのかなと。

みりおちゃんのビル、最初に見たときはどうしても台詞回しが気になってしまって。
みりお節!?ってなるほど、普段と違って歌うような節回しというか。
「あぁ~↑たまを使ってえぇぇ」「さぁぁ~かなのにおいを取っ↑ちまわねえとならねぇ」みたいな(笑)
それがものっすごい気になって集中を欠いたりしましたが、うん、見てたら馴染んできたわ。
みりおちゃんが無理にべらんめえをやるのもなんか違うと思うので、今回は歌うように話すビルということで。


ミーマイはどんどん型芝居というのか、決まった形に当てはまっていくのが正解、みたいになっていってた。
でもそれをみりおちゃんが今わざわざやる意味はないし、元々のみりおちゃんの心情から作って心の動きで魅せるお芝居になっていったのは当然だったんだなーという。

どんどん話が抽象的になってしまった。。。
...なのでみりおちゃんのかっこよかったところを書こう!と考えたんだけどベタに「泣かないでくれよぉ~~」のシーンぐらいしか思い浮かばない...

で、今回のビルって単体で一人の男としてすごくいい男だったか?って考えて、いやそうでもないな、って。(ノ∀`)
みりおちゃんのお顔がほんとにいつどの角度から見てもかっこいいので惑わされるけど、ビルは落ち着きないしヘラヘラしてるしサリーのことを全然諦められないし。
問題を先延ばしにしたりするとこもあるし。
でも、サリーにとってはただ一人の相手なんだよね~~。
それはビルにとってのサリーもそうで。
ビルがいるからサリーはかわいいし、いつもサリーのためを思ってるからビルがかっこいい。

 

だから今回の花組の、みりかののミーマイは、正しくME AND MY GIRLだったんだと。俺と俺の女の子のお話だったんだと。
私の中で結論が出ました。
これが私のミーマイの好きなとこなんだわ。ふふふ。


☆サリー・スミス  花乃 まりあ
かのちゃんとっても良いサリーだった!
少々アニメ声なのが、こだま愛さんに似てて今回活きた感(笑)
お歌も気持ちよく聞けるしタップも軽快、みりおちゃんを引っ張るくらいにアドリブしてて頼もしい。


かのちゃんほんとに安心して見てられる娘役さんになったなあと。
みゆちゃんのこともあったので正直今回喉つぶしちゃうんじゃないかと思ってた。しっかり務め上げたの立派だよー。
インタビューなんかでの受け答えも話が分かりやすいからへーって聞いてられる。

 

ずっと私が気になってたお化粧も今回のサリーはかわいかったと思う。
なんかこう舞台化粧すると左右のお目目の大きさが違よなあっていうのがあったんだけど。気にならなかった。

ただ...ただもう少し口角がきゅっっっって上がらないかなあ...と思ってしまう...私の好みなんだけど...
まあでもかのちゃんはその分目じりがてれーっと下がって笑うのが幸福そうでかわいいからいっか。

今回のミーマイで、みりかのの「コンビ感」がすごくアップしたなと思いました。
二人はセット、ニコイチ、ベターハーフ、というようなイメージは、トップコンビにはやっぱり必要だと思うです。
もちろんそれだけではいけないけれども、二人が隣に並んでにっこりしているだけでなんだか幸せ、という温かい雰囲気が常に見られる舞台は宝塚ならではだと思う。
次の全ツはまたかのちゃんにとって、いやみりおちゃんにとってもなのかな、試練の舞台という感じだけれども。
ヴァルモンとメルトゥイユも根底にカップル感があると面白いと思うんだけど、そこはまた全然別の役作りだったりもするのかな。楽しみ。

 

千秋楽の中継前に一通り感想を残したいと思ってたけどタイムリミット。残念。

とりあえず今日を楽しもう...!

 

8/1 追記

千秋楽中継を楽しんだので感想を書こうと思ったらかのちゃんの卒業が発表されていた...

 

kageki.hankyu.co.jp


んもーほんとにかのちゃんずるい。
どんどん成長する姿を私に見せておいて今後に期待をさせておいて爽やかに去るのだね...
舞台姿には色々思ったときもあったけれどもそんな凛としたジェンヌ像はかっこいいなと思わずにはいられません。
お疲れ様を言うにはまだ早いね、次も楽しませてくださいな。

 

一旦千秋楽中継の感想を書こうかな。

少し久しぶりに見たみりビルちゃんとかのサリーちゃん、さらに良くなってた...!
特にビルは少しのゆとりが肩の力を抜けさせて魅力的に見せてくれる役だと思うので、前半よりみりおちゃんの表情がいいなあって。
みりおちゃん、誰かのアドリブとかつぶやいた小さな一言をきちんと聞いていて必ず返すんだよね。
そういうところが温かい誠実なお芝居と言われる所以かなあ。


Pちゃんパーちゃんとの掛け合いも最高でした。まよちゃんをにこにこ見てるのがほんとにかわいい。
でもめそめそしないのがトップの器だなあって。

 

かのちゃん、本当にアドリブ力が素晴らしい!舞台度胸がすごい。
今思うとそれも退団を決めていたから吹っ切れていたのかな?わからないけれども。

 

図書室でビルが脚立?にマントを掛けて移動するところ、さあ進むぞってとこでマントが挟まっちゃって。
サリー「あっ挟まっちゃった」
その後確認して「ほんとに挟まっちゃった(笑)」「よいしょよいしょ!」「あっ取れた!取れたよ!」


ここまででもすごいなって思ったのに、そのあとビルに「いぇーい!」ってハイタッチを求めたんですよ。
わたしここ泣きそうになっちゃった。
みりかの立派なコンビになって...!って。

 

いつもみりおちゃんの横で品よく控えめににっこり佇んでるかのちゃんがみりおちゃんにハイタッチを求めるなんて。
なんて素敵なサリーなんだろう。
カリスタ見た後の私に伝えたら「ウソだろww」って笑い飛ばしたかもしれない。
あの一瞬にみりかのコンビの軌跡を見た。
二人で同じ苦労を分かち合いながらここまでやってきたのだね...。

 

締める言葉が見つからない。
とりあえず終わり。