回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

宙組『オーシャンズ11』!!

久しぶりに行ってきました大劇場!

宙組さん楽しかった~~~。

今の組のイメージに合ってて、現宙組のPVみたいな仕上がり。

みんな一度は見てほしい。宙組最近見てないな~~よくわかんないわ~~っていう人も。

...チケット無いけどな~!

私が観劇した回もも~~~立ち見ぎっしりでした。すごいね今の宝塚。

 

それと初舞台生公演を見るのも初めてで感動。

(100周年の時東京で見てはいるけどあれはイレギュラーだもんね)

 

初めてムラに足を踏み入れたときは「ここが蘭寿さんのホーム...!来られて嬉しい!!」ではなく「ここが蘭寿さんのホーム...そうか普段東京で見てるけどメインはこっちなんだ...いいな...地元...ずるい...寂しい...ギリィ...」と陰のベクトルになっていましたが、

3回目の今回は心穏やかかつまた新鮮に楽しめました。

 

今回は大劇に加えて東京でも観劇出来そうなのでちゃんと感想残しておきたいなと思います。

つづく。

宙組オーシャンズ11が楽しみ!!!

蘭寿さんを思わせるビックリマークで久々にブログを更新。

 

だってだって今度久しぶりに大劇場に行くのです。うふふ。

宙組さんのオーシャンズ11見るのです。

 

演目が発表されてすぐより今のがぜったい興奮してる。

WOWOW蘭寿とむ&北翔海莉で副音声やるって発表されてから勇んでWOWOW再契約したし...! www.wowow.co.jp

 

それを昨日ようやくじっくり聞いたのですが。

蘭寿さんにまつわることはとにかく語彙力の低下が著しい。

だって「(テスとベネディクトの関係は)今だけだぞって思ってる」「すぐ奪い返してやるから」とかって蘭寿さんが落ち着いたトーンで言うんだもの。ときめくでしょ。ときめきしかない。

でもそれを言ってるのは現在の美しいお姉様な蘭寿とむさんで、でも画面にいるのはがっつり男役!な蘭寿とむさんで、でもその心から現れる言葉というか考え方、心みたいなものは何も変わってなくて、私も変わらずときめいてて...なんだろこのふしぎな感覚。

男役は退団の時に死ぬ、とか、OGの人生は一度死んで生まれ変わったようなもの、とかって言うし、私も男役蘭寿とむにはもう映像の中でしか会えないんだから過去の人になったんだと思おうとしていた。

でも蘭寿さんの心の真ん中の部分は今でもそこにいて、変わらずあって、いなくなってなかった。

だからさようならを告げて宝塚歌劇を退団していった男役蘭寿とむは、死んだんじゃなくもしかしたらみんなのいるこの街から去っただけだったのかもしれない。

もう二度と現れることは無いけれど、心が確かに残ってる。

今回の副音声でそんなことを感じた。

 

こんな風に思わせてもらえるのはすごく幸運なことだと思う。

それも現役時代の蘭寿さんが、一生懸命に、素直に、嘘無く、まっすぐに、心から取り組んでいたからこそなんだと思わざるを得ない。

蘭寿さんのことに関しては普段皮肉屋のわたしだってこういう表現を使う。

宝塚の男役というともすれば茶化されてしまう専門分野に初めから終わりまで一心不乱に取り組んだ人だからだ。

 

語彙をあきらめていいですか。

もう好きです。ただただ好きです。

 

そして芹香斗亜さんについて。

2人でため息をもらすように「...かっわいいねえこのとき...!」「ねぇ...!」と話していて、なんかもう私の涙腺ゆるゆる。

たぶんきっと花組さんなら当時リアルタイムでキキライナスのことを大っぴらにかわいいねえとは言わなかったんじゃないかしら。だってかっこよくなりたい最中の男役ですし。

だからこんな風にかわいいかわいい言ってもらえるのも言えるのも、どちらも今になったからこそなんじゃないかしら。という勝手な妄想。

 

蘭寿さんのブログでキキ呼びされているのもぐっとくる。

ameblo.jp

 

ブログ記事埋め込んだら美人すぎるサムネの蘭寿さんがこちらを見ているので照れますね。

 

>ライナス役で、Jump するんだ!と鼓舞されていたキキが、逆に引っ張っていく歌Jump を歌っている場面では、気がつけば涙が頬を伝っていました。

 

蘭寿さんに先にこんなこと言われてしまったら私はどんな顔で観劇したらいいですか。

バスタオルがいるかな。

いやジョンソン先生がいるから腹筋が割れる心配をした方がいいかしら。

 

今はとにかくワクワクワクワクしてます。

群盗で少しは下級生が分かるようになったしね。

また感想書きたい!

 

月組公演『雨に唄えば』の感想を今更ながら。

観てきたよ!

ってもう気づいたら1週間経ってる。今日もう千秋楽か~。早いな~。

 

雨に唄えばは蘭寿さんにハマった理由となった作品のひとつでもあります。

『薔薇に降る雨/Amour それは...』を観て衝撃を受けて、そのあと浴びるように色々な映像を見た内のひとつ。

むちゃくちゃリピートして見た内のひとつ、それがとむコズモの「笑え」!もーとにかく元気が出て大好きなナンバー。

今回は原題の「Make 'em Laugh」が曲名になってましたね~。

元の映画も見たし、あと何年前か忘れたけどアダム・クーパー主演の来日公演も見た。

やっぱりダンス好きにはたまらない演目。

それを今回月組で、しかもさくらちゃんという人事のおまけつき(!)で演るなら見ないわけにはいくまいて。ということで張り切って見に行ったよー。

 
...などと言いつつも、確か演目が発表されたときの私は「なぜ...?」と思っていた。正直な話ドン役者もいなけりゃコズモ役者もいないじゃない、と思った。いやそこまでは言わないけど、あるじゃん、「ああこの人にこの役させたかったからこのミュージカル持ってきたのね」みたいな演目。その人というのはえてしてトップだったり、ヒロインだったり、時々二番手だったり、専科さんだったり。というかそれは宝塚歌劇団なら当たり前の演目選びよね。それが、たまきちにドンをさせたかった??みやるりにコズモをさせたかった??そしてヒロインは...?待ってリナちゃんは誰が???という感じではてなだらけだった。それが気づいたらさくらちゃんがヒロインすることが発表されて制作発表して配役が出てお稽古場レポートがあって初日の幕が開いてるから宝塚ってすごいよな~。この変わらないスケジュールから覚える日常感に救われる。


そんな感じで、みんなキャラクターがはまるのか...?という不安と、いやいやタカラジェンヌだからきっちり仕上げてくる!という信頼と、それより何より大好きな雨に唄えばのナンバーでノらせてもらって掛け合いで笑わせてもらおう!!楽しもう!という大期待にふわふわ揺れていたかもしれない。
全体の感想が難しいので個人の感想。


☆ドン・ロックウッド 珠城 りょう

素敵。手が大きい。腕まくりのダンス最高(劇中劇だったかな)。
私もたまきちに雨の中部屋まで送ってほしい。頬杖ついて見つめられたい。目を見て「大丈夫だよ」って言われたい。ちょっときついこと言って自信喪失させたい。そこから這い上がる様が見たい!...などとたま様へのリア恋をこじらせそうなドンであった。脚立のシーンの素敵さときたらあなた。またさくらちゃんの横顔がかわいいんだ。

たまきちはどうしても真面目というのか、話し始めるとこちらが真面目に聞きたくなる雰囲気を持ってる。だからジョークを言っても「あぁ〜そうなんだ〜(ニコニコ)」って客席は受け止めちゃう。だからウケにくい⤵︎
もったいないなあとは思うけどそれでも私は相合傘で送っていくシーンと脚立のシーンにお金払いたい。

 

☆コズモ・ブラウン 美弥 るりか

かわいいコズモだった。ドンを少しあしらうようなコズモのセリフはどれもふざけてなくてかわいいかんじ。
とても好感の持てるコズモではあった、というのも映画の もらんじゅさんもコズモってちょっとふざけて見えるとこがあって。ふざけてるというかおどけてるというのかな。相手をくったかんじというか。そのちょっと生意気に写るひょうきんさも、コズモが芸達者だから受け入れちゃう、納得する部分があったり。
みやるりのコズモはそういうのがなくてめっちゃ良いやつ~って感じ。柔らかくてかわいい。
美弥るりかは素敵なスターだと思う、今回のコズモも魅力がないわけじゃない。でも正直弱かったと思う。
メイケムラフ、率直に言うならお金返してほしかった。いや私が期待しすぎたのもあるんだ。でもなんかみやるりならもっとやってくれると思ってた。いや今だって思ってる。もっと体を使ってもっと声を張って、もっと空間を掌握できるでしょう美弥るりかなら。大人しすぎるよー。アルトワ伯の求心力はどこへ行ったんだ。
難しいよそりゃあね、宝塚どころかミュージカル史上に残るハイテンションで大変でしんどいナンバーだと思う。でもみやるりならもっと玄人っぽく仕上げてくると思ってた...

...こんな風に書いたら私がたまきち好きのみやるり嫌いに見えるかもしれない。でもそんなことは無いんだ。GOLDEN JAZZからたまきちに異様に甘くなったのは自覚してるけど、みやるりのことだって以前から稀有なキャラクターだと思って愛でてるんだ。それどころか、月組に来てからわりと何でも出来るイメージすらあって楽しみにしてたんだ。
大げさな表情で舞台上を跳ね回って、破天荒なことしてそれでなお客席中からの愛を一身に受けるみやるりを想像していた。実際そうだったんだと思う。そうじゃなかったかと言われたら首を振る。でもなんていうか...命を削ってる感じがしなかったなんて言ったら大げさか...

 

上手くまとめられない。一旦終わる。