回転舞台

回る舞台で恋をした song by Ataru Nakamura

宙組公演 『天(そら)は赤い河のほとり』『シトラスの風-Sunrise-』を観た。1

真風さんまどかちゃんトップお披露目おめでとう~~!!!

先日ようやく宙組さん観劇出来ました。

とりあえず印象だけ書き残し。

 

宙組さんは気づくとちょっと疎遠になってて。まあくん時代プレお披露目のトプハとあとはシェイクスピア/ホッタイしか見てなかった...

まあくん好きだったんだけどなあやっぱり1つの組をがっつり観ちゃうようになると余裕が無くてなかなか...

なので下級生や娘役の名前もふわっとしか分からない状態で。

 

でも私のよく見ていた頃から変わらず活躍してるスターもたくさんいて、あっきーやえびちゃんやさおちゃんやかけちゃんを見るとああ宙組...!って感じでした。

もちろんすっしーさんにあおいちゃんも。

 

新トップコンビのお二人はどちらも立派なトップ姿でございました。

真風さん(私の中で真風氏の呼び方が安定していない...)、大羽根が体格に映える~。超華やか~。

私の記憶の中の真風さんよりすごくすごくお歌が上手でなぜかほろり。

 

まどかちゃんかーわいーい!

かわいらしいのに堂々としててかっこいい感じ。

一人でしっかりしてそうなまどかちゃんが真風さんと並ぶと良い意味で女の子っぽく見えるというか、ヒロイン味が増すというか、なんか写真媒体より舞台で見るべき正しいトップコンビだな~なんて思った。

 

さてお芝居!

 

『天(そら)は赤い河のほとり』

主な配役:

カイル・ムルシリ  真風 涼帆

ユーリ/鈴木夕梨  星風 まどか

ウセル・ラムセス  芹香 斗亜

 

職場の元同僚がすごく楽しみにしていた天河!!

「天河と花咲ける青少年は絶対絶対ヅカでやるべき!!!!!!11」と鼻息を荒くしていた彼女は転職してしまい、住むところも離れてしまって今回一緒に観劇は出来なかったけど元気にしてるかなあ...

(下書きを書いた後偶然にも彼女からLINEが来ていた!無事に観てたみたいで何より)

 

演目が決まったときに文庫版を3巻まで帰り道のツタヤで借りて読んで、すげー壮大でおもしろい!でも今の私には最後まで読みきる体力が無い!と怖気づき一旦保留にしていた身としては、今回の舞台は正直ダイジェストすぎてなにがなにやらさっぱりだったw

スカステでたくさん予習はしたんだけれども。

ダイジェストでもいいんだ、駆け足で全部やるならやるでいいんだ、いいんだけど...「あの場面かっこよかった!」、「あそこのシーンがすごく印象的!」っていうのに欠けるかなあ。

その分組子がたくさん出ててたくさん台詞があるという利点はあったが。

 

真風氏金髪ロングもいける~。もっともっとえげつないモテモテ描写が見たかった。

あ、幕開きの「カイル様私を抱いてガールズ」かわいかったな~。

 

まどかちゃんユーリぴったりね。少女漫画の主人公似合うわ。イキイキしてて。

 

キキちゃんはビジュアル抜群~。そんで声がいい。ほんとに声がいい。「だぜ?」の滑舌がイマイチなのは見過ごせないけどそれを補って余りあるよね声の良さが。

チャラめな笑顔もナチュラルボーンチャラな感じで板に付くようになってきたぞ。マントが長くてちょっとドキドキするけど見ているとそつがない。そして話題のオッドアイも良く似合う。いいぞいいぞおかあさんは応援しているからね...!

真風さんまどかちゃんそして愛ちゃんとの並びもよく映えて華やかでよいではないかよいではないか。

星組の熱さ、花組のキザさクサさをスパイスに今度は宙組さんのスタイリッシュさを取り入れていくのだね。

ますます今後が楽しみだよう。

 

黒太子マッティワザ  愛月 ひかる

愛ちゃん顔小さい。ほんとに顔小さいな。久しぶりに宙組さん見て一番のインパクトだったわ。

これまで愛ちゃんて細くて小顔のイメージしかなくて、だから以前スカステでやった92期vs93期のすごろく大会で愛ちゃんが壁役に志願して笑いを取れるほどの肩幅キャラだったのに結構びっくりしたんですが納得~。肩幅があるからなおさら顔が小さく見えるんだ。男役になってくれてありがとうな人種の方ですね。

 

その他卒業のマギーが期せずして?真っ白なお役だったりせーこが流石の良い役だったり遥羽ららちゃんがかわいかったりずんちゃんがめっちゃ良い声だったりなんやかや楽しかった~。

上にも書いたけど登場人物は多いのよね。

大劇場公演だと「中心人物が少なく濃い人間関係を楽しめるけど組子のほとんどが動く背景な芝居」vs「たくさん組子が出てるけどそのせいで全体に散らかっててお話としてはアレな芝居」、どっちが嫌か究極の選択が発生する恐れがあるのがコワい。

今回のは「たくさん組子が出てるけど話はダイジェストで全部説明台詞で済まされていくので良く分からない、でも最後になんとなく二人はめでたしめでたしで主人公も満足げだしよくわかんないけどまあいっかな?まかまどおめでとう~~☆★」的な感じね。

ビジュアルで許されてる感ある。でもそれが宝塚らしいとも言える。

 

雑記 KAT-TUN新アルバム『CAST』発売発表に思う

KAT-TUNのアルバムがようやく出るよー!

Jストのリンクを貼っちゃいけないと知ったのでどうしてよいか分からないけどとにかく発売するよ!

4年ぶりですって。もうそんなになるのか。

 

取り急ぎネットで予約しました。

なにせすぐ忘れるから発表されたその時に予約するのが一番。

かつんを愛でる気力がわかない...という期間に買い逃した者の経験談

 

それはさておきtwitterでは『CAST』という単語を引いて様々に思いを馳せている方々がいらっしゃりワクワク。

ejje.weblio.jp

 

配役する、キャスティングする、って意味と、あとは釣竿を振るぐらいのイメージしかなかったけど 、"The die is cast." が「賽は投げられた」 の意味である通り、「さいころを振る」という意味があるんだね。

やーんなんかかつんぽーい。

 

それになんと特典には「KAT-TUNなりきりオリジナル紙製マスクシート」なるお面のようなものがあるらしく、メンバーのお顔のお面を付けてSNS上ではしゃぐヲタどもにより否が応でもバズるのでは...!?という予想を拝見し打ち震えている。

なんという宣伝効果...!!!さすがだな。考えたの誰だ。中丸くんかしら。

とはいえいつも斜め上を行くのも彼らだから予想したものと全く違うのが仕上がってくる可能性もあるけどね。

 

今回アルバムのリリースが発表されて、ふと4月のとある一日のことを思い出したのでそれだけ書き留めておこうとログインし、久方ぶりに10ks!後の自分の記事を読みました。

 

hybdby.hatenablog.com

 

文章が幼くて恥ずかしいいいい。

までもあの時はああやってとにかく自分の気持ちを書いておこうということに集中した結果だからあれはあれでよかったんだろうな。

 

先々月の記憶に残る1日、『Ask Yourself』が発売された次の週あたりかな、CDを3枚取り込んで何気なく車で流しながら通勤したんですが、なんというのかすごくすごく気持ちのいい日で。

寒さが完全に終わって春らしく暖かくなった日に、“何気なく”KAT-TUNのCDを車で聞きながら通勤する...!

KAT-TUNが日常に戻ってきた」と実感させられると同時に、それがすごく贅沢なことだと思える瞬間だった。

 あ~なんかよかったな~。KAT-TUNがまたCDを出してライブをやる時代が戻ってきたんだな~~。としみじみ。

これまで個人的にKAT-TUNには感じたことのない穏やかな気持ちだった。(笑)

これがあるからまたハラハラを楽しめるのかもしれないな。

 

ちょうどNEWSのよくないニュースが聞かれるここ数日なので、なんつーかナマモノを見守るというジャンルで安泰、平穏なんて無いんだと、いや無いっていうのも信頼してないみたいでアレだけどうーんうーん...と色々考えてしまう。

好きな人にはアイドルしててほしいので馬鹿げた遊び方をされるのはもってのほかだけどだからといって極端に窮屈な暮らしをされてもこれまた馬鹿げてると感じるジレンマ。

 

まあジャニーズの場合これまで脱退やら解散やらをタブーとして扱ってきた歴史が長いせいで大事になってる感じが否めないので、他のバンドやグループみたいに活動はいずれ終わって当たり前、という空気を作っちゃえば良いんじゃないかなと兼ヅカオタは思う。

120%ジャニオタで井の中の蛙だったあの頃だったら絶対しない発想だけど宝塚を見るようになったのとバンギャの友人が出来たことでその方がよっぽど自然だと思うようになった。

その中で長く続くグループは続けたらいいじゃんね。

KAT-TUNでの活動が楽しい、まだまだやれることがある、つーかむしろ始まっちゃいないぜ俺たちはこれからだ...!!と思えてるうちは続けてほしいな。

新アルバムもツアーも楽しみにしてます。

 

花組公演 『ハンナのお花屋さん —Hanna’s Florist—』観劇感想 2

2: ファッションショーなお花屋さん

 

半年前の私のようにハンナのお花屋さんを買い控えて?いた方がいたら、みりおちゃんで現代ものが見られる幸運を噛み締めてぜひ見に行くべき。

わたしにとってみりおちゃんはそんなに心に引っかかるスターではないですが、それでもあの姿形を持っている男役明日海りおが、現代っぽいとまで言うと大げさなのでニュアンスとしては“フツーの”メンズのお洋服を着て舞台に立ってる姿を生で見られるインパクトすごいぞ。

花屋の店長のファッションショーかな?ぐらい着替えるみりおちゃん。

わたしは2幕のカウチンが好きだなー。

男役が、というよりタカラジェンヌが普通のセーターじゃなくてカウチンセーター着てるのって新鮮。

 

なんつーか男役の体形に関して、首や肩辺りの骨格の話とか膝下長いねとかそんな話はもちろん大好物なんですが、腰回りがどうとか骨盤がどうとかあまり言いたくない。努力でどうにもならない部分だからけなすのも褒めるのも気が進まない。

でもみりおちゃん本人は武器だと思っているだろうから勇気を出してここであえて言う。

 

ハンナのお花屋さんはスキニーパンツを履いて男役として成立するみりおちゃんのお尻のおかげで演れている公演だと思います!!!!!

 

神様ありがとう。

全ての巡り合わせにありがとう。

私は奇跡を目撃したようだ。

 

みりおちゃん以外だと花屋メンバーはもちろんおしゃれで個性があってかわいい。

新人2人が極度にあか抜けないのも演出の意味でいっそ良し。

劇中季節が移ろうのだけれども、出てくるイベント(ハロウィンやクリスマス)からだけでなくお洋服が季節を見せてるのが楽しい。

Twitterにも書いた気がするけどイチ押しは綺城ひか理ちゃんのハイネックのセーターです。

黒で糸が太そうで、防寒重視でモッコモコ着てる感じがかわいいんだな~。

 

あとは音くりちゃんの衣装は街にいそうなリアルなおしゃれ感。

そして言わずもがなの花野じゅりあ様。じゅっちゃんお稽古場で着てるのもおしゃれだったな。

好きなのは白姫あかりちゃんの白い衣装かなー。

 

みりおちゃんのお父さん役であるおキキさんに関してはおめかし時以外ほとんどリネンぽい夏っぽいアイボリーのベストとスラックスで着たきりですが、その衣装がまあ大変お似合いで。

ジェラルドぐらいノーブルだけど、ジェラルドよりぐっと聡明な感じが良い。

聡明...だと思ってるとギリギリしたくなるシーンもありましたがそこはネタバレ有と明記して感想書かなきゃな~。

 

そして注目のハンナ役舞空瞳ちゃん。

ハンナという役は一言で言うなら肩書が村娘で属性が不思議ちゃんな子なんですが、これまたぴったりなスカート履いてるんだなあ。

一見白なんだけどよく見るとピンクの布と貼り合わせるみたいにしてあって、村娘の針仕事感とかわいい不思議ちゃんにのみ許されるふんわりスカート感が絶妙。

 

そしてそして今回たまらんかったのが乙羽映見ちゃんのパンツルックである。

快活でキュートで色っぽくて頼れておしゃれで良い役。

あきらとのカップルがむちゃくちゃかわいいのだ。

もちろんあきらはスーツ。

似合うとかわざわざ言及しませんよ。

 

あと収穫は更紗那知ちゃんのスーツスタイル。

スーツの似合う娘役っていいよね~~~。

紺や黒のシンプルなスーツにボブでシンプルなんだけどよく似合ってる。

そしてアクセントはダンサーらしいおみ足。

 

衣装だけぼーっと眺めてても十分楽しめそうな公演だわ。

フィナーレでひっくり返ってしまいそうではあるが。